私の話に付き合って。

アニメや特撮、映像コンテンツの感想を書きます。よかったら私の話に付き合ってください。

「僕のヒーローアカデミア」第29話感想 人を守るのがヒーロー!デク、轟、飯田君の危機に駆け付ける!

 

自分の悪名をとどろかせようと死柄木が放った脳無が暴れ回り、保須市の街は大混乱に。その中でついに兄の仇ステインを見つけた飯田は、憎悪のまま襲い掛かるが難なくかわされ、抑えつけられてしまう。飯田を「ヒーローの贋物」として殺そうとするステイン。そんな絶体絶命のピンチに出久が駆けつけた!出久は「ワン・フォー・オール フルカウル」で立ち向かうが、ステインの「凝血」の個性で追い詰められていく。そこに出久から連絡を受けた轟も現れ、出久と2人でステインに挑む!そんな2人の姿を見た飯田は…!(TVアニメ「僕のヒーローアカデミア」公式サイト EPISODEより http://heroaca.com/episodes.html

ヒーロー殺しステインVS雄英生徒

今回は熱い内容でしたね。ステインと対峙してしまった飯田君ですが、彼の個性については研究不足だったのか、そのまま切り付けられ伏せられてしまいます。そしてステインに「ヒーローならあいつを助けろよ」と言われていました。このあたりのステインの私情で力を使うなというのは前回のマニュアルさんにも忠告されていましたね。あとステインは生かすも殺すも自分次第、まさに生殺与奪って感じです。元インゲニウムは生かしたみたいですし、デクとの戦闘中もお前は生かす価値があると言っていましたしね。

真面目な飯田君ですが、今回は兄の復讐のために突き進んだ結果周りが見えていなかった、そのため研究不足だったんですかね。

 

保須市の方は脳無によって滅茶苦茶になっていました。ヒーローが駆けつけていましたが、一応パワーダウンはしているもののよほどのヒーローでないとやはりかなわない相手のよう。エンデバーはたやすく燃やしていましたが。彼はナンバー2なので。

死柄木が上から脳無を借りているシーンがありましたが、あの時の相手の声を聴く限り、あまり死柄木のいいようには進まなさそうな感じがします。彼も成長の最中なんでしょうか。

 

そしてグラントリノを追いかけるデクは途中でノーマルヒーローマニュアルと出会いました。彼が飯田君を探しているのを見て、飯田君がすぐにヒーロー殺しと会ってしまったことを察していましたね。 それで今までの事件から路地裏にいると推測し、しらみつぶしに探していたようですね。フルカウルを使って壁と壁を飛び回って、すごいかっこいいぞ!デク君!練習の成果が出ている感じですかね。

ステインと対峙したデクですが、思想犯の静かにもゆる瞳と殺気、あるいは威圧のようなものを受けていましたね。

逆にステインもまずは人を救おうとする事、お世話なのはヒーローの本質などデクの発言や行動を見て評価している様子。お前は生かしておいてやると言っていましたね。そして後に来た轟君に対しても評価していた様子。

 

そして今回の話で一番明確だった

「デク&轟」と「飯田君」の対比。

守りに来た、救いに来たデクや轟は「ヒーロー」ですが、復讐のため殺しにきた飯田君は「復讐鬼」といったところ。飯田君は憎しみが故周りがみえなくなってヒーローではなくなっていました。その飯田君に声をかけるのはいままで「憎しみ」に囚われていた轟君というのが熱いですね!「なりてぇもんをちゃんと見ろ!」と。インゲニウムは復讐鬼ではなく、飯田君のあこがれている最高のヒーローですから。その一番大事なところを見失っていましたね。

そんなヒーロー二人の背中を見る飯田君のもういいって言葉は他の意味にも聞こえてしまいます。

 

今回はステインについてもいろいろ情報がありました。彼の能力は凝血。人の血液を経口摂取することによって最大8分間動きを止められる。そしてその効果は血液型によってばらつきがあるとのこと。O型には効きにくいようで、デクは少し経ったら動き出されるようになりましたね。

彼には彼なりの「ヒーロー像」があるようで、飯田君には前述通りヒーローであるならば先にあの男を助けるべきだ、私情で個性を使うな。と言ったりデクに対してはヒーローの素質を感じていた様子、また自分の個性についても明かしていましたね。轟君が加勢に来たときは二対一は流石に楽にとはいかない。と二人の力も評価しているみたいですね。こういった敵キャラは子供を甘く見たりするんですが、ステインはそういった抜けはないようですね。

インゲニウム!いい仲間を持ったな」とも言っていましたし。あとステインちゃんと名前覚えていたんですね。

 

あれ…ステインかっこよくない…?

 

そして戦闘シーン。かっこよかったですね。

デクのフルカウルを使った高速戦闘。

轟君の炎と氷を使った派手な戦闘

そしてステインの剣とスピード、様々なテクニックを使った戦闘。

ステインの経験の差を感じる戦い方がかっこよかったですね。剣をわざと上に投げて注意を引き、頬の傷から血をなめとりに行こうとするところは鳥肌が立ちました。

 

そして次回。タイトルは決着。この惨状に早々決着がつくとは思えないので、ステインとの戦闘の一度の決着か。それとも飯田君の復讐心との決着か。それともそれ以外の何かなのか。早く次が見たいです!