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「サクラクエスト」16話感想 丑松の過去話。湖に沈んでいた過去の夢。そして始まるクエスト!

国王たちは前国王が桜池で溺れたを理由を探ることにしました。若い頃の写真に一緒に写っていたドクなら何かを知っているかもしれません。ドクに話を聞いた国王たちは、前国王が桜池から引きあげようとしていたものや、50年前まではこの国にあった「みずち祭り」の存在を知りました。そして国王は、自分が見た地元の景色を思い出して、祭を復活させようと考えたのです。しかし、まず国王たちに与えられた試練は、祭りに受け継がれていた三種の祭具を見つけ出すことでした。信楽さんが初めてしゃべりました。(TVアニメ「サクラクエスト」公式サイト STORYよりhttp://sakura-quest.com/story/16.html)

 

第16話 『湖上のアルルカン

前回町おこしのためにネッシー埋めたんじゃね?とか予想していましたが、まっったく見当違いでしたね。いや…騙された。

ちなみにタイトルの「アルルカン」というのはコンメディア・デッラルテという即興喜劇に登場するキャラクターでトリックスターなんですね。アルレッキーノという呼び方が一般ですが、フランスではアルルカン。イギリスではハーレクインと呼ぶそう。これ今回は丑松がアルルカンってことですかね。アルルカンは人気者の役柄だそうですが。……人気者…?

 

さて、今回の一番の見どころは何といっても丑松、ばばあ、ドクの三人の過去話。あの三人がかつてバンドを組んでいたなんて思いもしませんでした。というか昔のばばあが普通に美人でびっくり。時の流れは無常ですね。

ちなみに三人のあだ名は恐らく

丑松→牛→Beef→ビフ

毒島→毒→poison→ポイズン

織部→olive→オリーブ

といった感じですかね。楽器のケースにシールも張っていましたね。

かつてドクが東京の大学へ進学するときに、三人全員で上京しようと考え、祭りの日にそれを実行したものの丑松だけが来なかった。その時以来あの丑松とばばあは仲が悪くなったと。あの二人50年近く仲悪いのか…それは、それですごいな。

ただ、もちろんオリーブはビフのあの心の中の決心は知らないでしょうし、すれ違っていた部分はあったのかも。

 

それにしても丑松はあのころからあんな性格なんですね。私はああいう人嫌いじゃないですけど。今回の話で丑松が観光協会でいろいろなことをしたり、町おこしをしようとしている理由がなんとなくわかりましたね。ただ、祭り潰した張本人が観光協会会長を務められているのはなんでだろう…。強引にもぎ取ったのかな…?丑松ならありえそう。

 

上京の話について、丑松は迷っていましたね。農家の長男だそうで、父親はかぶを作っていましたね。そういえばチュパカブラとかかぶら王国とかの由来は名産でしたね。父親はすごいいい人そうで、なんとなく丑松はここを離れたくないと言いますか、親を心配させたくないと言いますか、そんな感じのニュアンスを感じました。そしてテレビの向こうの東京を見て考えたあの想い。ここじゃダメなのか、逃げるのではなくて、戦う。この街を醒ましてやると。その最初の一歩として伝統の祭りの御輿の上に乗って歌を歌うと。ロックですね。そしてその時落ちた御輿とギターが桜池の下には沈んでいたんですね。

 

あと今回の過去と未来の比較もありましたね。同じ道の映像もガードレールがついていたり、毒島の看板とかも変わってたかな?時代がを経て街も姿を変えていたんですね。

 

そして池の水も抜き終わったので、海外の方々ともお別れでしたね。最初はどうなるかと思っていましたが、いなくなるとなんだかさみしくなりますね。凛々子ちゃんは海外の女の子と仲良くなったみたいで。いつか一緒に世界を見ようでしたっけ。いいなぁそういうの。あと、あの警官の人かな、はまた災難でしたね。恥を知れは最高の返しでしたね(笑)

 

さて、次回の話の布石として、間野山観光協会信楽が口を開きましたね。あの人じゃべるんだ…。祭りを復活させるには三種の神器のようなものを集めなくてはならないと。これはクエストですよ。やっとサクラクエストですね。これからどんな風に話が展開していくのか楽しみです!