私の話に付き合って。

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「サクラクエスト」21話感想 田舎が大嫌いで出ていきたいエリカと正反対のしおり。そして願いをかなえてくれるシャイニングドラゴン。

雪景色の間野山を車で移動していると、道端にヒッチハイカーを見つけました。それは、東京に出るために家出をしたアンジェリカの娘・エリカでした。家に帰りたがらないエリカを王国寮に連れ帰り、大臣たちは東京の話をすることで、なんとか引きとめることに成功しました。国王は、商店街の人たちにみずち祭り実行委員会参加のお願いをするなど、祭りの準備は進んでいますが、三種の祭具の最後の一つ「黄金の龍」はまだ見つかりません。ひょんなことから昔高見沢たちが公園に埋めたシャイニングドラゴンの話になります。ひょっとしたらそれが「黄金の龍」かもしれません。掘り出そうとしたのですが、場所を特定するためには暗号を解かなくてはいけない感じでした。(TVアニメ「サクラクエスト」公式サイト STORYよりhttp://sakura-quest.com/story/21.html

 

第21話『氷の町のピクシー』

前回までが真希ちゃんの話で、今回からはしおりちゃんの話なのかな。エリカの方が主軸っぽい感じですが。

作中でも言っていましたが、この二人は割と正反対に近い立ち位置ですよね。

・田舎で育って、田舎が好きで出ていきたいと考えたことの無いしおり。

・田舎で育って、田舎が嫌いで出てきたいと思ったエリカ。

お互いがお互いに刺激を与えそうな存在かと思います。この二人の意見の相違が今回のお話になる感じですかね。

 

タイトルは氷の町のピクシーですが、氷の町は間野山。ピクシーは悪戯好きな妖精ですが、エリカ…なのかな?悪戯好きというよりは口が悪い女の子というイメージですが。

 

そのエリカちゃんは今回、ヒッチハイクで東京に行こうとしていましたが、真希ちゃんのオーディションの時電車などの交通機関を使って一晩かけて向こうへ向かっていたと思いましたが、そう思うと車じゃきついんじゃないかな…。そもそもあのあたりの車で東京まで向かう車はないと思うんですよね…。

 

一度みんなの寮にエリカを預かることになりましたが、東京へ行ってからのプランも滅茶苦茶でしたね。止まるのはネカフェ、未成年だから止まれない、なら野宿。東京でも凍えるよ、じゃあ寝ない。向こうでの資金もお年玉ためたもの。うーん…中学二年生ならこんな感じなのかな。ただやっぱりお母さんの東京でもニューヨークでもドバイでも好きに行きなさいってのが原因であって、別に前々から準備していたとかじゃないんですかね。

 

ただ、寮に来た時に国王の説得の仕方はよかったですね。やっぱりこの国王には人心を惹きつけるセンスがあると思います。それに真希ちゃんは役者として上京、いろいろなアルバイトを経験していますし、早苗ちゃんは東京生まれ東京育ち。そして国王は田舎が嫌で上京していますから、あの寮でみんなの話を聞くのは本当に意味のあることになるかと思いますね。

 

あと、しおりちゃんのエリカちゃんに対するお話がいろいろありましたね。

しおりちゃんはまったくこの間野山から出ていきたいと思ったこともないのでエリカちゃんの気持ちはわからない様子。エリカちゃんからすれば、間野山は何もない何もできない場所だそうで。あと将来的にアンジェリカで料理を作りたいわけでもないみたい。まあ、それは本人の自由ですね。だから東京へ行きたいって話でした。

国王の話を思い出しますよね、なんでもあると思って東京へ田舎から出て行ったのがかつての彼女ですし。

そんな彼女の話がわからないしおりちゃんはついに私がおかしいのかなとまで思っていましたね。そんなことはないと思うけど…。

この二人のわだかまりというか、田舎か都会かどっちがいいとかそういった話は来週解決するのかな。個人的にはどちらにもいいところがあって、悪いところもあるでいいんじゃないかなっておもいました。

 

商店街の話。

みずち祭りのために商店会の皆さんに協力を仰いでいた国王ですが、ちゃんといない人にも一店一店お邪魔して説明していこうとしていました。国王のこういう姿勢はすごく好き。

しかし商店街のシャッターはしまっているところも多く、うまい事話に行けないところもありました。本屋の野毛さんがそれについていい説明をしてくれましたね。

 

商店街の人たちはもう生きていくのには必要な金とかはあって、もう別に仕事をしなくても構わないし、お客も来ない。だからシャッターを上げないと。

しかも商店街は一階がお店で二階に住んでいるので、誰かにお店を貸すというのもいい気分じゃない。

国王も商店街で買い物しないでしょ?と言われたときのあの表情は見てて辛いものもありましたが、やっぱり野毛さんの言っている通り、今はスーパーとかに役目を全て奪われてしまったんですね。商店街には商店街の良さがもちろんあるとは思いますが、それだけじゃダメなんですかね。

あとでしおりちゃんとのお話でも出てきますが、早苗さんの言っていた新しい役目を持たせるってのはいいアイデアだと思います。ただ、どんな役目を持たせるかですよね。そこをどうするか気になります。

 

 シャイニングドラゴンの話

みずち祭りに必要な最後の神器、それが黄金の龍。御輿の上にのっている龍ですが、それが見つからないという話。

 

そこにかかわってきたのはバスの運転手高見沢さんと警官の金田一さん、あとはその場にはいませんでしたが後で合流する本屋の野毛さんでしたね。

 

彼らが子供の頃桜池の裏の山に、願いをかなえてくれる「シャイニングドラゴン」があるという噂があって、実際に彼らはそれを見つけていたと。神器の黄金の龍の写真を見た時それかもという反応を示していましたね。

 

肝心のシャイニングドラゴンは、子供の頃叶えてもらう夢が三人で割れて、決まるまでは公園に埋めておこうとして公園に埋めました。そしてそれは暗号を解かないとわからなく、その暗号も書いてある紙を三つに破ってそれぞれが持っていました。

この紙が見つからないとかかなって思いましたが、簡単に見つかりましたね。それにしてもこの暗号の紙を見つけた時のアルバムの将来の夢。

高見沢さんがF1レーサー、今はバスの運転手。金田一さんは正義のヒーロー、今は警官。そして野毛さんは本屋さん。なんかちょっとうるッときちゃいました。みんなそれっぽいものに就いているんですね。高見沢さんは微妙ですけど…。

 

次回はこのシャイニングドラゴンの捜索としおりちゃんとエリカちゃんのお話の解決かな。時間を見つけてみなければ。