「異世界食堂」11話感想 今度はクロの一日。悪意のない脅威から店主とアレッタを守るクロ。そしてセイレーンの姉弟の話。
「カルパッチョ」
セイレーンの少女イリスと少年アーリウスは巣立ちの時期を迎えていた。 イリスが巣立ちの場所に提案してきたのは、何十年も前に強力な魔物キマイラをたった一人で倒して島を支配した恐るべき人間の住む島。下見だけと二人が向かう先はキマイラ殺しの島。数ヶ月前に、かつての住人が去った無人島であった。「カレーパン」
クロがねこやで働き始めて105日が過ぎた。いつものように赤の女王を見送くった後クロは店主がいつもと違う行動をとっているのに気がついた。なにやら袋の中から白くてザラザラしていそうな楕円形のものを取り出して・・・
第11話「カルパッチョ」「カレーパン」
今回はクロに焦点を当てた話でしたね。彼女がここにいる理由から、好み。それに彼女の普段の仕事ぶりも見えたような一話でした。
セイレーンの少年少女たち来店
まずはセイレーンについて説明しましょう。
セイレーンは本編でも触れられていましたが、鳥の羽に足を持っていて、海で歌っている魔物。その歌は人を魅了しセイレーンの唄を聞いた船は座礁したり沈没したりするという話ですね。
最近は人魚とまざっていたりしますね。
そんなセイレーンの姉弟は今回巣としてキマイラ殺しの人間のいると言われた島に移住していました。その男こそ、カレーライスのおじさんでしたね。弟君は気づいていたみたい。というか弟くんしか東大陸語が読めないから記憶してなかったんですかね。姉はかなり楽観的みたいですし。
あのカレーライスの人は島にまた漂流した人が来たときに耐えられるように、手紙と金貨銀貨を置いていましたね。いいひとだ…。
そんな場所に住み着くことになったセイレーンの二人。あの二人なら簡単に生きられそうですけどね。
彼らはその手紙を頼りに異世界食堂にやってきましたが、歌いだしてしまい、店長とアレッタはその歌に魅了されていました。クロがいたから何とかなりましたが、もしいなかったらどうなってたんでしょうね。店長とか包丁持ってるし危ない。
しかし魔族のアレッタにも効いてしまうんですね。彼女も心地いいと言っていますしかなり危険なモノには違いない。
今回彼らが異世界食堂で頼んだものは生の魚の料理。やっぱりファンタジーあるあるの生の魚を食べない種族もーってやつでしたね。アレッタなんかはすごい驚いていました。
しかし日本ではもちろん食べますし、ほかにも食べる国もありますよね。
今回はその中からカルパッチョをチョイスしていました。鮪のカルパッチョでしたね。
そんなカルパッチョにご満悦な二人。そして現れたカレーの人。
彼をみて何か思ったのか、弟君はあの洞穴に巣を作ることをきめ、一日目の傷を付けました。これから彼はどうなっていくんでしょうね。
クロの仕事
今回はクロの仕事ぶりもよくわかる一話と書いたように、彼女の仕事がよく描かれていました。
彼女はまず時間通りに異世界食堂に来て働き始めました。彼女の目的は異世界食堂に害をなす障害の排除とチキンカレーのための働きでした。
今回もチキンカレーを食していました。
そんな彼女の今回の仕事はなんといってもセイレーンの唄を止めたところですね。彼らに悪意はないとしても周りに被害が出てしまいますし、彼女の死の力もそれに近いものですが。
そして赤の女王の帰った後、カレーパンに興味を惹かれ、みんなで食べていました。カレーパンを食べている彼女の姿は最初のあのシーンからは思えないほど表情豊かでしたね。
そいえば序盤なにか店長にフラグを立てたような気がしますが、あれはそういう恋愛フラグとかでは…ないのかな?
最後のアレッタとの挨拶。これびっくりしましたね。彼女普通にしゃべっていませんでした?つまり彼女とアレッタの間に合った何か壁のようなものはなくなったって事なのかな。
これからのこの関係ももっと見続けていたい!
次回はエルフっぽい人が見えましたけど、あれってもしかしてかつ丼の人の話に出てきたあいつなのかな…?次回も気になります。