「Infini-T Force」第2話感想 デカい鉛筆「ケース」の説明。ダミアンと武士の決別。そして面白いキャラになったガッチャマン。
渋谷の交差点での騒動が報道され、笑の家にかくまわれることになったガッチャマンこと健、ポリマーこと武士、テッカマンこと城二、そしてキャシャーンこと鉄也の4人。望まぬままにこの世界に集うことになった彼らだが、戦いの日々や果てしない旅といった特異な人生を送ってきた者たちにとって、久々に訪れた穏やかな夜であった。そして時空を超えて様々な並行世界を旅してきた城二から、世界の破壊者Zの存在が語られる。
IMMEDIATE FAMILY
思ったより父親の話をするの早かったですね。タイトルの日本語訳も血縁関係のある親戚みたいな意味みたいですし。
ダミアンとタケシィ~の関係も早かったですね。ここからいろいろありそうですが。
というか個人的にこの作品のポリマーが好きすぎてやばいです(笑)
では前回紹介できなかった残りのヒーロー二人の紹介から行きます。
ガッチャマンとポリマーの簡単な説明は前回の記事に書いてありますので興味がある方はこちらをどうぞ。
宇宙の騎士テッカマン
近未来、公害や戦争の影響であと3年で滅びてしまう地球が舞台。
地球侵略を狙う悪党星団ワルダスターと戦う宇宙の騎士。それがテッカマン。
そして彼らは第二の地球を探してリープ航法の解明もしなければならない。
このようなかなりキツい世界観のお話ですね。主人公、南城二の父親はワルダスターにより殺害されてしまっていて、その敵を討つためにも戦っているんですね。
そしてテッカマンについての説明。
テッカマンは人間が宇宙で作業するために開発されたが、未完成であるため
特別な波長の合う人間しかテックセットできない。変身に苦痛を伴う。変身時間に制限がある(南城二は37分33秒)この条件を満たさないと死んでしまう。というデメリットがあります。
変身はテックセッター!と叫びぺガスというロボット、城二の相棒の脚部にあるセッタールームに入って。そしてパワーラップ!と叫ぶとプロテクターが装着され、テッカマンに変身できる。
しかし…先ほど記述したようにこの変身には苦痛を伴います。
トゲのついた鎖帷子で全身を覆いその上にプロテクターをつけ、最後に強力な電磁波が身体に流されるというもの。
変身の工程を見たんですが、かなり痛々しいというか、本当につらそうな変身でした。
これが原因でテッカマンに変身したい子供は少ないらしいですね。
今回の南城二はあんまり痛そうな声とか、工程は見せないみたいですね。いつか見えるのかな。
新造人間キャシャーン
たった一つの命を捨てて
生まれ変わった不死身の身体
鉄の悪魔を叩いて砕く
キャシャーンがやらねば誰がやる!
オープニングナレーションより
公害処理用ロボットが落雷により自我に目覚め、公害の元凶である人間を処理すべきだと考えるようになり、ブライキングボスと自称し「アンドロ軍団」と呼ばれる戦闘ロボットの集団を作り上げ、世界征服を開始。
そのアンドロ軍団と戦うため、人間であることを捨て人間と機械の融合態「新造人間」となったのが東鉄也。キャシャーンです。
キャシャーンの名前の由来は「未来への財宝(キャッシュ)を捜す者」という意味を込めて付けられていたが、監督の笹川ひろしさんはガラスの割れた音と解釈したそうで。人間に戻れなくなったキャシャーンと重ね合わせていたそうです。…つらい。
作品もかなりハードな内容だそうで、前半はヒーローとして民衆から声援を浴びるそうですが、自分が機械の身体であると知られると民衆からも虐げられるようになってしまったそうです。
人間を助けるヒーローでありながら人間からも支持されない孤独のヒーローですね。
動力源は太陽エネルギーでそれがなくなると目が見えなくなるらしいですね。
そして彼の連れている犬のロボット フレンダ―。
フレンダ―は鉄也のペットのラッキーの記憶が入ったロボット。飛行機や自動車などに変形してキャシャーンをサポートしてくれる仲間ですね。
しかも戦闘能力はかなり高いみたいですね。今回もポリマーを返り討ちにしていました。
不死身だからか設定や年齢にはあんまり差がないのかな。でも新造人間キャシャーンのパッケージと比べるとちょっと大人になったようにも見える。
いろいろ残念なおじさん「ガッチャマン」
今作屈指の萌えキャラというか、ヒロインと言いますか(笑)
彼だけ昭和で時間が止まっているようで、知らないことが多かったですね。
前回の携帯電話もそうですけど、マジうざいとはなんだ?とか、女なら料理の一つや二つという昭和の男性みたいな話や、スパゲッティはいつパスタという名前になったとか、IHを知らずに触って火傷しそうになっていたり…。普段熱くて格好いいからその差がまた笑えちゃいますよね。
フレンダ―にも追われていましたし。
でもあそこでキャシャーンにああいう事を言えるとことか、笑に対して寂しい家だなとかなぜ笑わないとか直球に聞いたりできるのは本当にかっこいいなぁ…。
誰かに操られていたキャシャーン
キャシャーンが敵として現れたのは、誰かに操られていたからなんですね。フレンダ―はそうではなかったみたいだけれど。
そうして笑からケース、デカい鉛筆を奪おうとしていましたが、その鉛筆を手放してでも落盤から笑を助けていました。そこにガッチャマンの攻撃を喰らって操られていた機械を壊してもらいましたね。
この時助けたのは、彼の正義の心なのか。それとも父親がZだから守るように命令したのか…そういうのもありますよね。
あとフレンダ―すごい強かったですね。そしてかわいい。
ケースの在処
一話冒頭でZの持っていたケースはガッチャマンにより手を離れ、今は笑のデカい鉛筆になっていましたね。
このケースをめぐっての戦いが起こりそうですね。
それにしても向こう側のZはかなり気まずそうでしたね。ケースが無くなったの隠していたみたいですけど、ダミアンに見破られていましたね。
Zは自らの願いをかなえるため、世界中の希望をケースに貯めていったそうですが、Zは何をかなえようとしていたんですかね?
このケースは笑の世界の希望をも吸収し始めているみたいで、クラスの人がいなくなったり、電波が悪くなったり、子供が生まれにくくなっているみたいですね。
ダミアンと武士
ポリマーの世界でポリマーが戦った薄気味悪い鬼みたいなやつの正体はダミアンでしたね。
武士はダミアンと話していました。あの会話のシーンはいろいろなモノが詰まっていましたね。
武士はその中で泣いていました。ダミーとはここまで友達だと思っていたんですもんね…。熱い男ですね。
俺はお前の真の姿が知りたかったんだ…。敵か味方か、その心に正義はあるか。
その心に正義はあるか。その言葉に反応しない奴を俺は信用しない。
いままで楽しかったぜ、ダミー。友達になりたかったよ。
味方であってほしかったし、正義であってほしかったし、友達になりたかったんでしょうね。このシーンの声優さんの演技が言葉にすごい感情がこもっていてよかったですね…。
そして最後、ポリマーの髪型で隠れている右目に傷がついていましたが右目見えないんですかね。右から飛んできたボーリングの玉には反応できていませんでしたね。
元のポリマーにそういう設定とかの記述なかったと思うんですけど、あれは元の世界のダミアンとの戦闘中とかに負ったのかな。
あと今回の話で気になったのはテッカマンの話。彼の世界の地球は滅ぶ前…年齢的にはもう滅んでいたりするのだろうか…ですから、こちらの世界で暮らすのも悪くないのかもしれませんね。
仲間がいるから喧嘩ができる。こんなに幸せなことはない。
仲間をコールドスリープさせて移住先をさがして一人で旅をしているテッカマンにとっては仲間と共にってのだけでも幸せなのかもしれませんね。
そしてガッチャマンもすぐに謝れる。かっこいい。
ケースがないことを気づかれたZ、そしてポリマーとダミアンの続き
次も気になります!