「少女終末旅行」第2話感想 何層にも重なる居住区?動いていそうな地上発電所、死んでいる魚などいろいろ世界観が見えた一話。
見渡す限り一面の銀世界をケッテンクラートに乗って走るチトとユーリ。雪はしんしんと降り続き、ケッテンクラートが走ったあとのわだちもすぐ雪に覆われていく。ユーリは荷台でいくつもの雪玉を作っては並べながら、チトにここはどこなんだろうと尋ねるが、答えなど出るはずもなく、徐々にその勢いを増していく雪と風。吹雪の中で本格的に生命の危機を感じ始めたチトとユーリは意識を失いそうになりながら、寒さを凌げる場所を探す。
「風呂」「日記」「洗濯」
今回も今回でいい雰囲気。でも毎回ユーリの鼓動でひやひやするのは恒例なの…?
風呂
ずっと雪が降り続いていて寒そうでしたね。
ちなみに降雪量の多い山とかで遭難した場合は、かまくらではなく雪洞というモノを横穴、縦穴で作り、入り口を閉めて風が入らないようにするといいらしいですね。
見ながらかまくら作ればと考えていたのは私ですが、かまくらは創るのに時間と労力がかかりすぎるのでよくないみたいですね。
彼女らが入った施設は発電所でしたね。看板は日本語で書かれていました。日本なのかな?
そして彼女が見つけた温かいお湯。お湯を出すための工程も寒くてうまく打てなかったんでしょうが、跳弾が怖かったですね…。
あのお湯って冷却水ってやつですかね。詳しくないですけどあんまりきれいな水ではないのかな。
でもそれがお湯になっているってことは動いていたのかなあの発電所。
彼女たちはそれを横穴の開いた大きな管に満たしてお風呂にしていましたね。頭いい。
気になるのは彼女らがどうやって出たのかかな…。あれだけ寒いと出るのが大変そう…。
日記
チトは日記を書いているようで、日本語に似た文字のようなもので記述していましたね。他にも本がいくつか取ってありましたが、ユーリが間違えて本を焚火に突っ込んでしまいました。いやー…これは怒られますよ。怒りますよ。
燃やされた本は河童といってましたから芥川龍之介の作品ですよね。日本語の本が別の言語?に置き換えて販売されているのか…。
怒っているのか気を落としたのか先に寝てしまったチトを横に燃える焚火を前に日記を持つユーリ。ここ燃やすんじゃないかとめっちゃドキドキしました。
その前にチトとかが、記録しないと人は忘れるみたいな話してたから余計にそういうことしようとしているのかと…。
しかし彼女のやっていたことは日記に自分がいろいろ書き込むという事をしていましたね。ごみんねとチトの寝顔を描いていました。ほっこりする話でよかった。
洗濯
この話で世界観といいますか、すごいものが見えましたね。
何層にも連なっているような人間の居住区。それに断崖絶壁のようなものも手前側に見えました。
そして雪解け水を排水する機能とか、昔そこで住んでいた人たちはあそこでどういう生活を送っていたんですかね?
今回彼女たち以外の生物が登場しました。それが死んだ魚。生きていたのは人間だけだと思っていましたが、もしかしたら上層の方はまだいろいろな生き物がいるのかもしれませんね…これから上層に向かうのだろうか…。
あと、あの死んだ魚食べるんですね…。焼いても…内臓はちゃんと取ったのかな?でも雪を食べているような二人だし意外とへっちゃらなのかも。
今回は世界観についていろいろ見えましたね…。こういうちょっとずつ話を追うごとに見えていく世界観っていいですね。
次回も楽しみ。