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「魔法使いの嫁」第5話感想 澱みの原因は夫婦を騙し、実験体にし、壊した魔術師。澱みを浄化させ、輪廻へ返すチセ。

 魔法使いに騙された、哀れな少女。
魔術師レンフレッドにはそう見えていた。

だがチセは、エリアスの真意がどうあれ、彼から離れるつもりはなかった。

なぜならエリアスは、初めて自分を必要としてくれた存在だから。

チセは澱みの中に歩みを進め、惨禍の真相を知る。
そして悲劇の裏側には、ひとりの少年の姿が──。

(TVアニメ『魔法使いの嫁』公式サイト – 2017年10月より放送開始、TVアニメ『魔法使いの嫁』公式サイトより)


Love conquers all.

 胸糞悪い話と綺麗な終わりかたをした今話。魔術師がなぜ嫌われているのかよーくわかる一話でしたね。

 

エリアスの元にいるチセ

チセは魔術師の言うことに惑わされずエリアスの元に戻りました。

たとえ利用されているとしても、実験体だとしても、初めて家族といってくれたのがエリアスだからという。彼女らしい答えでしたね。

表情見えないからわからないけど、エリアスはうれしかったのかどうなのか気になります。

あそこでエリアスが止めたりだとかせずに静観していたのは性格ゆえか、それともチセの好きなように選択させてあげようと思ったのか。どっちもありそう。

 

あの魔術師達は後々出てきそうですよね。

 

澱みの原因の記憶

こうなってしまった原因をチセは見てしまいましたが、ひどい話でしたね。

 

仲睦まじい夫婦だった二人。奥さんのからだが生まれつき悪く、それを治すために夫が魔術師に相談。しかしその魔術師に騙されていたと。

 

魔術師はなんらかの魔法の実験のために夫婦を利用していましたね。

治す方法として夫に大量の猫を殺させ、その血?を集め、奥さんに飲ませようとしていました。

 

その結果は目の前で奥さんが液体のようなものになってしまったという最悪の事態。

夫もそういうことを繰り返していたうちにだんだん壊れて、最後妻を見て完全に壊れてしまったのか、もっと猫を殺さなければと考えるように。

しかしそのすぐ後に奥さんになついていたあの時代の猫の王と仲間達に襲われ、湖へ。そこであの澱みになってしまったと。

 

魔術師はどこかへ消えていきましたが、HPに写っているのアイツですよね。ってことはまたどこかで…。成敗してほしいなぁ…。

 

最良の手で二人を送るチセ

前にドラゴンと別れたから、今回もあの猫の王様とお別れかと思いましたが、それとは別の方法で送っていましたね。

 

人ならざる者になってしまった二人は浄化しても輪廻には戻れないはずでしたが、チセとエアリアルの力で送ることが出来ました。あれはスレイ・ベガの力あってのものってことなのかな。

あと、呪文も自分で考えなければ…ってエリアスが言っていたけれどあの時の呪文は自分で考えたものですよね。だからこそああいういい結果になったのですし。

 

夫婦たちも魔術師のいわば呪いから解かれ、やっと二人会う事ができ、そのままいっていきました。

 

綺麗な終わり方だけれど、やっぱりその原因はあの魔術師。久しぶりにキャラクターにイライラというか怒りを覚えました…(笑)

 

最後はチセが自身の寿命について考えて終わり。そうですよね…気になりますよね…。

次回も楽しみ!!