私の話に付き合って。

アニメや特撮、映像コンテンツの感想を書きます。よかったら私の話に付き合ってください。

「異世界食堂」4話感想 リザードマンの勇者はオムライスを食べれる特権が!ハーフエルフの料理研究家は精進料理がお好み。

 

「オムライス」
青尻尾一族には、一族の勇者が七日に一度突然現れる扉を通って、異世界の料理を持ち帰ってくるという風習がある。勇者ガガンポは、その大事な役目のために準備をしていた、そしてついに扉の向こうにある異世界へ向かう時がやってきた…。

トーフステーキ」
森の中で見つけた扉から異世界食堂にやってきたファルダニア。ハーフエルフの彼女にとって、人間の料理は食べられないものばかり。とはいえ店に入った以上何か食べないと失礼にあたる…そう思ったファルダニアが頼んだこととは?

(TNアニメ「異世界食堂」公式サイト ストーリー&メニューよりhttp://isekai-shokudo.com/story/detail.php?id=1000245

 

第4話 「オムライス」「トーフステーキ」

 

今回はリザードマンと(ハーフ)エルフのお話。まさにファンタジーって感じの二種族ですね。

ちょっとその種族についても説明しますね。

 

リザードマン

リザードマンは人間とトカゲの中間のような姿をしたモンスターです。劇中でもそう説明されていましたね。基本的には爬虫類と同じく高温な場所を好みます。爬虫類の特徴を兼ね備えていることが多く、その辺りは登場する作品によって違いがありますが、味覚が弱い事があったり、寒い場所が苦手だったり、今回の異世界食堂の中では、日光浴をしないと行動できないトカゲの生態どおり、水で冷えた体を温めていましたね。

リザードマンは敵として描かれることが多いのですが、自分達を脅かす存在でない限りは敵対しない様子。あとは今回の劇中で実際に武器を使って勇者を選んでいた通り、好戦的な性格でもあるとのこと。また独自の言語を持っていたり、知能が低い場合もあるそうで。劇中での彼らの村では流暢にしゃべって、食堂内では片言だったのもそれゆえですね。

 

エルフ

今更説明する必要があるのかって感じですが、美しい姿に長い耳を持つ長命、あるいは不死の種族ですね。

エルフの起源はゲルマン神話で向こうの民間伝承に登場します。日本でいうところの妖精や、精霊みたいなものだそうで。

だいたい穏やかな性格の種族ですが、自分達を汚そうとする存在や、命を粗末にするものに対しては厳しいイメージがありますね。高貴、というイメージもあります。

あとは昨今の創作物で美しいが故に売買されるというのもあります。私はそういうのあまり好きではありませんが。(その後普通の生活を送って幸せになるのは好き)

今回は肉や魚などを食べないキャラクターになっていましたね。命を大事にタイプのエルフ。そして自分たちに誇りがあるらしく、人間ごときがみたいなことも言っていました。これもエルフの特徴かも。

 

さて、本編のお話。

リザードマンの一族、青尻尾族は泥の地帯にいるそうで。爬虫類特有のすこし高い温度の場所ですかね。そこでワニを狩っていました。え…ワニって爬虫類じゃ…。って思っていた矢先トカゲも食べているとナレーションがありましたね。まあ、サルを食べる部族とかもありそうですし、そう考えるとおかしいことでもないのか。

その部族で一番強い「ガガンポ」が勇者であり、ねこやに向かう資格があると。この部族ではねこやを祭壇にするあたり文明がまだ発達していない感じがあります。ワニの卵でオムレツを作ろうとしていた時も岩の上で焼いていましたしね。そもそもワニの卵でオムレツできるのかな?

ねこやに向かう前にガガンポは身を清めていました。体温が下がると行動しづらい爬虫類ですが、しっかりとマナーは守る様子。その後も日光浴をしてちゃんと体温を上げていましたしね。

ねこやではオムライスを注文。ここでさっきまで流暢にしゃべっていた言葉が片言になりました。ファンタジー、異世界あるあるの言語の壁ですね。こういうのあると嬉しい。どうやら青尻尾族もちゃんと日本語?を理解していない様子で、こういったらこうなる程度しかわかっていないんですね。

そういえば爬虫類ってなんとなく卵を丸のみする印象がありますよね。それで卵料理だったのかな。まあペットの蛇とかはネズミが餌だったと思いますが。

オムライスはとてもおいしいらしく、爬虫類の味覚の弱さはないみたい。弱いって言ってもあれは蛇だけの話かな。トカゲは関係ないかも。

その後お持ち帰りした後にみんなで食べていましたね。どのオムレツも普通においしそうだった…!観てて自分ものどを鳴らしました(笑)

そして勢いよく尻尾を振り下ろす。これってなにかもとになった生態とかあるのかな。気になる。

一年に一回の祭りのようなもので勇者が決まるそうで、ガガンポは勇者の座を守り抜いて、また一年間オムライスを堪能しようと決心しました。

前々から思っていたけど、一癖二癖ある客の中でこのリザードマンが一番いい客なのでは?あと卵からかえって8年でしたっけ?リザードマン換算でどれくらいの年齢なんだろう。

 

次のお話。

ハーフエルフのファルダニアは…、あ、この娘ハーフエルフなんだ。つまりどっちかが人間。亡くなった母親の方かな。だとすると寿命で先に亡くなったのかな。こういうのに気づかないのはよくないな…。反省。あと公式の紹介で知ったんですけど、彼女料理研究家なんですね。どうりであの料理を超えてやるとか、キノコの料理とか言っていたんですね。

異世界食堂エルフは動物性の料理を拒むようで、異世界食堂に来たときは野蛮とか言っていましたね。シュライプもメンチカツもカツも動物性ですしね。パフェを見てた時は何を感じたんだろう…。卵とかバターとかかな。だからパンもダメと。

まあ、こういった思想はこの世界にもあって、精進料理もありますからそう難しくないのかも。今回は豆腐を使ったステーキ。さっぱりとしたソースや哉期目のついた豆腐のステーキ…。お腹が減りますね。それを食べて料理研究家である彼女はねこやを超えてやると決意。そういう話もいいですね。

 

そういえば、またメンチカツ2世とエビフライは普通にいましたね。常連になったようで。お姫様もパフェを食べに来ていましたし、やっぱりみんな常連になるんですね。わからないでもない。

 

さて、次回はかつ丼の人の話。あのライオンの人もトカゲの人みたく一話で巻き込まれて怒られてた「ただ声がうるさいだけ」の人でしたし、悪い人ではなさそう。来週も楽しみ。