私の話に付き合って。

アニメや特撮、映像コンテンツの感想を書きます。よかったら私の話に付き合ってください。

「僕のヒーローアカデミア」第30話感想 ヒーロー殺しステインとの戦いに決着!ステインの気迫にエンデバーすらも固まる。

 

動けない飯田たちを守るため、身を挺してステインに立ち向かう出久と轟。飯田は2人の姿から自分の心の未熟さを痛感しながらも、力を振り絞って立ち上がる。そして出久のフルカウル、飯田のレシプロバースト、轟の炎熱の連携によりついにステインを倒した!しかし安心したのもつかの間、“空を飛ぶ脳無”が現れ、出久を連れ去ろうとする。それを助けたのは、なんとステイン!「贋物のヒーローと、いたずらに力を振りまく犯罪者も殺す。正しき社会のために。」そんな己の信念を貫くステインの姿だった…。(TVアニメ「僕のヒーローアカデミア」公式サイト EPISODEよりhttp://heroaca.com/episodes.html

 

第30話 「決着」

思ったより早く決着がつきました。デクの独白だと10分ほどの間の出来事だったと言ってましたね。

 

エンデバー

今回はくそ親父ではなく、ヒーローとしてのエンデバーを見れました。個性ヘルフレイムもカッコよかったです。ただ燃やすのではなく、壁を走るために足元を溶かしたり、火の玉を投げたり、火の槍を作ったりと、汎用性のある個性でしたね。息子の炎はまだ何かを形成させるシーンはなかったと思いますが、いずれは作れるようになるのかな。

あと今回は息子の意見をしっかりとくみ取っていましたね。脳無は自分一人で十分だから、周りのヒーローに息子への増援を要請していました。

 

飯田君の成長、葛藤もよかったですね。

今回は飯田君の凝固が解けて、動けるようになってからの戦闘もカッコよかったな…。あとは回想をいくつかはさんでいましたが、ちょっと長めに回想していました。デクに自分の兄を自慢して、そのようになりたいと言っていた回想、兄と会話している小さい頃の記憶。どちらも前までは一部しか回想できていなかったと思うんですよ。勘違いかもしれませんが(笑)もしかしたら怒りで思い出せなかった部分が思い出せたとかですかね?

 

今回一番の目玉のステインとの決着。轟君が考えていたように、ステインの個性は1vs1ではかなり有利ですが、多人数を相手にすると接近しないといけない、相手に血液を流させないといけない、などかなり不利になります。能力こそ強い個性ですが、その分癖が強いんですよね。

 

ステインとの戦闘ですが、デクが動けるようになるまでの時間を把握できていなかった事、そしてできるだけ早く粛清対象を粛清しなければならない焦りからミスをしてしまい、結果拘束されてしまいました。

あの時、確かに飯田君を見てはいましたが、横から接近するデクには気づいていなかったように見えました。あの時の攻撃で肋骨が折れたのかな…?

 

そして最後のデクが翼のついた脳無にさらわれたときのステイン。手負いの脳無の血を舐めて動きを止め、頭にナイフを突き立てて倒していましたね。デクの事を落ちないように掴んでいたような気がしますけど、違うかな…?なんにせよステインに助けられたデク。死柄木はすごい気分を悪そうですね。

その後のステインを見たものは、プロヒーローやグラントリノ、そしてエンデバーさえも底知れぬ恐怖のようなものを感じて、動けなくなっていました。あれは個性云々の話なのか、それとも人としてのことなのか、私は後者のほうがいいなと思います。

 

ステインの思想の話は好きなんですよね。社会をただすために、偽物のヒーローも、いたずらに力を振りまく犯罪者も殺す。と。誰かがしなければってのは本当にそうだと思いますね。何かが間違っているときに、誰かがそれをただそうとしなければ何も変わりませんし…。なんかそういうところ見ているとステインが一概に悪い奴にも見えないんですよね。むしろ好きなタイプ。

今回、最後気を失った後に拘束されていると思うんですけど、今後登場機会あるのかな。来週は「ヒーロー殺しステイン」その余波というタイトルなので、来週そこらへんもわかるのかな。きになる。