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「僕のヒーローアカデミア」第31話感想 事件の余波。ヒーロー殺しの思想が、メディアを通して拡散されていく。

 

ステインは倒され、逮捕された。その戦いで飯田は腕に後遺症が残る怪我を負ってしまう。さらに許可なく個性を使って戦った出久、飯田、轟は、警察から処分対象であることを告げられるが…。一方、グラントリノは、弟子であるオールマイトに対し、ステインと敵<ヴィラン>連合がつながっていたことを告げ、ステインのカリスマ性により、これまで世間に潜んでいた“悪意”たちが連合に繋がっていくことを危惧する。その言葉に、オールマイトは自らの宿敵である「オール・フォー・ワン」の影を感じるのだった。(TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』公式サイトEPISODESよりhttp://heroaca.com/episodes.html

 

第31話「ヒーロー殺しステイン」その余波

今回の話は保須市でのヒーロー殺し事件の後日談。

まずは入院した飯田君、デク、轟君の三人。彼らはヒーロー殺しを捕まえた功労者ですが、ステインはやけどに骨折の重傷。それについて頭がワンちゃんの保須警察署所長、面構犬嗣に色々言われてました。その時に轟君が声を荒げて反論してましたが、なんとなく轟君変わったなと感じました。こんなに感情豊かだったかな?

面構さんもはやくいってあげればよかったのに。ただ面構さんとしても未来ある子供の功績が全てエンデバーのものになるのも大人の選択として解せないんでしょうね。

 

そしてハンドブレイカー轟誕生。轟君とかかわった人間はどちらかの手に何かが残ると。デクは雄英体育祭の時の傷が手に、そして飯田君は今回の事件で後遺症が。この飯田君の判断がいいですよね。自分の過ち、そういったものを遺すためにあえて治さない。こういうの本当に好き。

そして轟君が本気で自分が呪いみたいなものを持っていると気にしている中、それを冗談を言っていると勘違いして笑っている二人。なんか三人の仲が良くなった気がしますね。

あとはみんなの職業体験中のシーンも少し映っていました。爆轟(笑)

切島やお茶子も連絡は受けていたものの行けず、心配をしていた模様。保須にたまたまいたのは轟君だけでしたし、来れないのは当然。ただ通報はしてくれていたのかな?

来週は原作読んでいないので、わからないんですが。どうやら補完も合わせたオリジナルストーリーみたいですね。みんながどんなことをしていたのかがわかるみたいですね。楽しみ。

 

そして本題であるステインの余波。エンデバーやグラントリノすら固まったあのステインの気迫。あれはオールマイトの平和の象徴に近いカリスマであると。このステインの思想がメディアやネットにより拡散されてく。すると少なからずこのステインの思想に賛同するものが現れる。それは普通散発的なものだとオールマイトも言っていましたが、今回は違う。それがヴィラン連合の存在。ニュースなどでも死柄木や脳無が映っていたのもあって、みんながステインのいたヴィラン連合へ集まっていく、これでならず者の集まりだったヴィラン連合に思想犯なども加わっていくと。

変な眼帯のおっちゃんと、前歯が抜けてる男の人もそういった関係の話してましたし、動画も上がっているよう。その動画にステインの過去も映っていましたね。オールマイトにあこがれて、ヒーロー学校に入るも、教育に違和感を覚え中退。その後演説などもしていたと。そしてその後独学で勉強してヒーロー殺しになったと。見ている人も動画から目が離せませんでしたし、やはりあの言葉には力があるんだろうな。動画自体も削除、アップロードの鼬ごっこ。一度上がったものはなかなか止められませんね。

 

これが全て最初から考えられていたことだとすると話に出てきた「オール・フォー・ワン」の存在はとても恐ろしいものに思えますね。オールマイトが傷を負ったのも、そして先代が亡くなったのも、その人間が原因だと。

 

次回は先ほど書いたようにオリジナル回。皆の職業体験の内容が見れるのは楽しみ。