「僕のヒーローアカデミア」第37話感想 爆豪・デクの幼馴染仲最悪コンビの協力。爆豪の理想のヒーロー像
出久&爆豪チームvsオールマイトの演習試験がスタート!出久の言葉に爆豪はまったく耳を貸さず、2人はまるで噛み合わない。そこにオールマイトはすさまじい威圧感で襲い掛かる!爆豪は出久を無視してに立ち向かうがまるで歯が立たない。「デクの力を借りるくらいなら負ける方がマシだ」そんな爆豪に出久は言う。「勝つのを諦めないのが君じゃないか!」お互いにさまざまな想いが積もり重なってしまった出久と爆豪。試験をクリアするため、ヒーローに一歩でも近づくため、2人はついに協力し合い、オールマイトに立ち向かう!(EPISODES | TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』より)
爆豪勝己:オリジン
どこからどう見ても仲の悪い二人。爆豪とデク。そんな二人のペアの相手はオールマイト。 やっぱりオールマイトは強かったですね…。
演習試験が始まったところから二人はいつも通りの仲の悪さ、作戦を考えるべきだというデクに対してぶっ潰せばいいという爆豪。まったく話ができません。
オールマイトの先制攻撃もパンチ一つで町の大通りが破壊される威力。体自体はもう維持できないみたいですが、パワーは健在。
そして現れたオールマイトの怖さも以上でした。オールマイト特有の真心こめてとかいう言い回しをしつつも、身の毛もよだつような恐怖を感じていました。色んな作品にもある強い味方が相手に回ったときの恐ろしさはたまったもんじゃないですが、オールマイトは絶望すら感じます。
もちろん初対峙は惨敗に近い状態。爆豪は正面から戦いたくて、デクは逃げたい。そんな二人だから息も合わない。完全にバラバラ。
オールマイトの爆豪への問いかけもよかったですね。デクの急成長に焦っていると。でもすでにLv50の爆豪とLv1のデクとじゃ成長速度は違うと。
確かに個性発現してからもう何年も使い続けている爆豪と、入手したばかりのデクでは成長度合いは違いますよね。爆豪からみれば、デクが急成長しているように見えるんですかね。
ワン・フォー・オールも最初は体をボロボロにしていましたが、今はフルカウルがあってだいぶ個性に慣れてきた感じ。でも同じ個性のオールマイトの拳一つであの威力だから本当にLv1とか2なのかもしれませんね…。
そしてあの殴り。「負けた方がマシだなんて、君が言うなよ!!」
デクは爆豪の過去の理想などを知っているからこそそう思う。爆豪の全員ぶったおすとか、強大な敵に挑んで最後に勝とうとするってのも子供の頃にあこがれたオールマイトの影響があるんですかね。
そんな彼らですが、いったん協力。
爆豪のコスチュームの腕のあの手榴弾のようなものをデクに片方渡し、それを使って大爆発を発生させ、その隙に逃げ切るというもの。
爆豪の悲痛な顔が印象的でした。
そんな彼らの作戦も打ち砕くように、ものすごい速度で近づいてくるオールマイト。即座に手榴弾のような腕輪を破壊し、二人を止めようとしていました。
この時の二人は意外と協力というかチームになっている感じでしたね。
爆豪が自分の腕の痛みに耐えながら乱発。その隙にデクを逃がそうとしていましたし、デクに攻撃がいかないように足止めもしていました。デクも最後ただ逃げるのではなく爆豪を担いでいくためにオールマイトに向けてスマッシュ。チームプレイと、仲間って感じのするワンシーンでした。
この試験はオールマイトの時間切れに助けられた感じでしたが、二人には何か変化があったんじゃないかな。
試合後の話。デクは本当に成長しましたね。そして爆豪も。
この時のオールマイトの爆豪も壁の前でよく笑うというセリフで初めて爆豪がそういう事していたって気づきました。
この幼馴染二人、どことなくに通っているところがありますよね。
子供の頃オールマイトにあこがれていた(轟君もそうだし、あの世代はみんなそうかもしれないけど)
壁の前でよく笑う。
意外とこの二人相性は悪くないのでは…?この二人が嫌々でもいいけれどちゃんと協力しているところみたいですね。
最後この試験の感想。
自分の弱さを知り、一歩進んだ八百万。
ヒーローに大切なものを教わった轟君。
高い壁に阻まれた砂藤君と切島君。
自分の無力さを知った上鳴、芦戸。
新たな目標に向けて進む飯田君、お茶子ちゃん。
悲喜交交(ひきこもごも)のなか、期末試験は終了しました。
そしてヴィラン側にも新メンバーが。
次回最終回なんですか!?え、あの新メンツが増えたのに最終回なんですか!?3期が待ち遠しくなりますよ!
次回はデクと死柄木が接触するみたいですね、次回も気になります!