おそ松さん(第二期)第1話 感想 第1話から全力でぶっ飛んでる内容。調子乗ってもちゃんとしてもクソな六つ子の復活!
2016年に幕を下ろしたTVアニメ、“おそ松さん”が戻ってくる!! 波乱を呼んだ第一期終了から時は経ち、イヤミとチビ太が目にしたものは…
はたして前回を反省し、6つ子たちはちゃんとできているのだろうか……?
第1話「ふっかつ おそ松さん」
復活しましたね、おそ松さん。2016年終了でもう一年以上経っているんですね。絶えず存在感あり続けた感じがあって、終わったのはつい最近かなって思ってました。
一期の一話は確か滅茶苦茶やりまくって、見れなくなったみたいな事もありましたが、今回も第一話はぶっ飛んでましたね。いろいろと。
儲けて肥えた未来のおそ松くん
まずはおそ松くんからのスタート。未来の自分たちをテレビで見てみようとテレビを付けた後にはとんでもない光景が映っていましたね。
おフランス(トランプタワー)に行っていたイヤミが久しぶりに帰ってきて、チビ太と共に六つ子の家に行ってみようとしたところ、彼らの家はとんでもないことになっていました。
増築に増築を重ねたような外観に、オール電化、太陽光パネルからおそ松さんグッズのポスター。そして並ぶ大量の女性がいました。
おそ松さんは女性人気が高くて、グッズも大量に売れたんでしょうね…。そのお金がおそ松さんたちに入ってきたらって感じの話なのかな。
女性は全部握手会の参加者。聖澤庄之助の案内で中に入ることが出来ました。
中にいた六つ子を見た二人は驚愕。
おそ松はアメリカのアニメに登場する太ったキャラのように太っていました。お酒を飲み、げっぷをし、ゲームなども傍らに置いてありました。
でも手で握手してるだけましに見えてしまう。
カラ松はもはや原形の無い感じ。どこぞのマフィアのボスみたいな格好になっていましたね。葉巻にワイン。そして足で握手していました。
チョロ松は完全にやばい奴。旧来の差別に近いオタクって感じのオタクでした。髪の毛サラサラなのが余計に気持ち悪さを引き立てていました。こいつに至っては握手じゃなくて、握手しに来た女の子のスカートめくっていましたね…。
一松はなんかこたつのまま浮いていましたね。アームを使って女の子たちをはじいてました。きたねぇんだよとか呟いていましたね。それにしても他の人たちは肥えに肥えているのになぜ彼は逆にやせ細っていたんですかね…?
十四松は…原形をとどめていないってレベルじゃなかったですね。もはや怪物に近い存在になっていました。ジャバザハットって言ってる人がいて、ジャバザハットを見てみたらそんな感じでしたね(笑)
握手なんて手が届かないからできもしませんでした。
トド松は…まぁ他に比べたら一番ましでしたね。トド松も握手はしてなくて、自分の撮影会みたいなことしてましたね。あと、太ってはいたけれどほかの人よりは太ってないイメージ。ただしゃべり方とかも含めて完全にマスコットっぽくなっていましたね。
その後六つ子に見つかった二人は一緒に話していましたが、彼らの変貌ぶりに恐怖し、部屋から逃げ出しました。
逃げた先で親のいる部屋も除きましたが…、なにやらアイドルや作品を売るときとかにとやかく言いそうな会社の上の方のひと(ド偏見)みたいになっていましたね。モンスターペアレントっぽくもある。でもキラキラの服を着ていたり、自分の子供たちの収益で遊んでいそう。
トト子ちゃんも利益を得ているみたい。クオリティを下げたものを売ろうとしていましたね。しかもクオリティの低いものを安く多く売るんじゃなくて、クオリティ低いのに高く売る辺りたちが悪いですね(笑)
そのトト子の発表を横で見ていたのはハタ坊。…彼に何があったんだろう。トト子を持ち上げていましたね。感情もないくらい静かに持ち上げていました。
これを売る側もトト子にクオリティの低さを指摘していましたが、トト子は聞く耳持たずって感じでした。お金が全て。そんな金に取りつかれたような……彼女は元からあんな風だった気がする。なにも変わってないまでありそう。
ダヨーンとデカパンはキャバクラ?で六つ子との関わり等を自慢していましたが、キャバ嬢はピンと来ていない感じ。まあそうですよね。一部には大人気でしたが、アニメや漫画を見ない層にはピンときませんよね。
その後も和風な遊郭みたいなお店に行ったおそ松は、舞妓さん?の胸を足でつついて遊んでいたり、十四松は女体盛りされている女性をそのまま食べていました。…もうバケモノでしょ…普通にホラーですわ。
トド松はクラブに来たブスの女の子を追い返そうとしているし、カラ松は歌を歌って…あんまり前と変わってないような気もする。チョロ松はうざいオタクみたいになっていました。一松は…本当にどうしちゃったんだろう…。
そんな金に溺れたみんなの笑い声のシーン。落ちてくるのは札じゃなくて銭。こういうのはおそ松さんっぽいですよね(笑)
こういうことをしていた結果顰蹙をかって、そういったものを許さない集団により家は壊滅。兄弟らも痛めつけられていましたね。そりゃそーなるよ。
そんな未来を見てしまったおそ松くんたちは、みんなに愛してもらえるように努力しようとしていました。
ちゃんとした六つ子
ちゃんとしてましたね、ええちゃんとしてましたとも(笑)
まずは絵柄が大幅に変わり、一般的な幸せの家庭の映像に。
おそ松は家庭をもって、幸せなちゃんとした生活をしていました。ちゃんと仕事して、ちゃんと父親して、ちゃんとやることやって、ちゃんとしていました。ここまでは普通。
そして六つ子が久しぶりに会うという時、おそ松のもとに最初に現れたのはカラ松でした。
恰好こそいつものおそ松さんのカラ松でしたが、彼はサイボーグになっていました。メタルギアソリッドの雷電みたい。ソリッドというかライジングか。
でもSFっぽくちゃんとしているみたいでおそ松的にはちゃんとしているみたい。
チョロ松とトト子ちゃんはどう見ても90年代の古い画風になっていて、尚且つ二人の体は入れ替わってました。努力したら入れ替われるのか…。
一松は…こっちでも何があった…。アメコミみたいな感じのキャラクターに生まれ変わっていましたね。原形が全くない、胸のマークで判別するしかないかな(笑)
十四松は3DCGになっていました。いや、これはちゃんとしてる!
予算がいくらかかるかわからないですけど、意外とおそ松さんと3DCGはマッチしていたので、こういう作風でも悪くないかも。
でも、一人歳もとってないの不思議。でも十四松だからな…。
最後はトッティの実写。人間にトド松の被り物をさせているのだけれど、一番低予算でできそうじゃない…?
というか、すでに絵がうるさいですよね(笑)
普通のサラリーマンにサイボーグ、セイバーマリオネットみたいな絵柄の二人にアメコミヒーローっぽい人。そして3DCGと実写。全部が一つの画面に映るってめったにないんじゃないかな。
そこに現れるちゃんとした敵。
完全に機械になってしまったように見えるイヤミと、ジャミラのようになったチビ太。
そんなちゃんとした敵に対抗するためにちゃんと発進したちゃんとしたメカを合体させたちゃんとしたロボで戦う六つ子。ちゃんとかっこいいんだよな…。
BGMもちゃんと合体!とかちゃんと攻撃!とかこの一話のために作ってるんですかね。すごい。
その後ちゃんと必殺技を使いチビ太を撃破。ちゃんとピンチを作って盛り上げ、ちゃんと復活。ちゃんと撃破でイヤミを倒しましたね。
そしてちゃんと余韻。いわなくていいんだよなぁ…(笑)
デカパンとかチビ太とかあのアイドルの事かダヨーンもここらへんで出ていましたね。頭身が違うから違うふうに見えますけど(笑)
ちゃんとまとまって、それをみたおそ松くんたちも満足していましたが…。
まあ、これでいいわけないですよね。
こうしておそ松くんたちは調子乗ってもクソ、ちゃんとしてもクソ、そんな出口の見えない迷宮へと迷い込んでしまったと。
いやー、一話からぶっ飛ばしてきましたね。お腹いっぱいだし、笑いすぎでも痛い。次回からはおそ松さんとして再スタートですかね。次回も楽しみ。
そういやあのロボット、OP?にもいたけどまだ出るのかな?