私の話に付き合って。

アニメや特撮、映像コンテンツの感想を書きます。よかったら私の話に付き合ってください。

「Infini-T Force」第11話感想 Zと笑。父と娘の話に決着。満を持して「科学忍法火の鳥」登場。だが…

ケースの力を振るう界堂によって世界が消えていく中、4人のヒーローは戦いを終わらせるために立ち向かう。だが、再びケースを手にした界堂の圧倒的な力の前に、健たちの攻撃は全く通じず打ちのめされていく。しかし、彼らは傷つきながらも何度でも立ち上がる。世界を、そして少女を救うために。そして笑自身もまた、全てに決着をつけるための戦いに挑むのだった。

ストーリー第11話|TVアニメ「Infini-T Force(インフィニティ フォース)」公式サイトより)

 

INDEPENDENT FLOWER

 一週間が待ち遠しかった今回。

タイトルの「INDEPENDENT FLOWER」は独立した花って意味ですかね。つまりは自立した笑のことを意味してるってことですよね。

 

戦闘シーン

今回は戦闘シーンが豊富でしたね。それもすべてかっこいい…!

 Zは流石の強さって感じでしたね。やっぱりケースの力は強い。ちょこちょこ技も使ったり、フレンダ―やぺガスも参戦して一緒に戦っていましたね。

ボロボロのスーツのガッチャマンもカッコよかった…。

本当に最後のあれが気になる…。

 

 

 ガッチャマンと父

ガッチャマンのお父さんはレッドインパルスという航空部隊の隊長でしたね。

それで敵の作った有人ミサイルに乗り込んで自分が犠牲になってみんなを救おうとする健を投げ飛ばし自分が犠牲になったと。

 

ガッチャマンのお父さんは自分が父であることも隠し、死んでいると思わせていて、健に父親だと明かしたのもその有人ミサイルにどちらが乗り込むかの話のときだったみたいですから、ほとんど会話を交わすこともできなかったんでしょうね。

彼のセリフからもそういう事が伝わりますね。彼が笑のことを気にかけていたのも父親がいない自分と重ねてでしょうか…。いや、彼なら笑みたいな子がいれば誰でも手を差し伸べそうですね。

 

父は自分を犠牲にして未来を…ってのは本当にその通りですよね。

「親とは自らを犠牲にしてでも、子供に未来の可能性を 遺してやるものだ」

あのセリフも健の過去をしっているとすごい説得力というか、ああいうことがあってこういうことが言えるんだなって思います。当時の人は私よりかなり感慨深いのでは。

 

Z

今回自分の本当の願いが笑がいつも笑顔でいてくれていることだと思い出した?からかケースが笑に渡ったのかな。

やっぱりZは単純に悪い奴って感じではなかったですね…。もちろん娘を救いたいってのは本当に思っていてそのうちだんだん変わって行ってしまったって感じですよね。

大人の笑を見て誰だって言っていたのも、今の彼女とは向き合っていなかったってことですかね。それに小さい笑にも最後は反抗されていましたね。

 

それと彼は様々な世界戦の悲しみで心の鎧を作ってしまっていたという話からさらに岩を固めて閉じこもっているのもいい演出でしたね。

 

合体技からの科学忍法火の鳥

 ついに出ましたね科学忍法火の鳥。まったく世代ではなく、ガッチャマンを見たことない私でも知っていた唯一の科学忍法。しかしあれには戦闘機?と仲間の力が必要だからやらないかポリマーホークで代用するのかなといろいろ考えていましたが、もっと熱い展開でしたね…!

超破壊光線から竜巻ファイター。その竜巻ファイターに回転を加えるように真空片手独楽、そしてボルテッカと。みんなの力が合わさってそこに火の鳥が。

めちゃくちゃかっこいい…。

 

火の鳥と笑の太陽が同じ色ってのは…考えすぎかな。でもかっこいいからそう思っておこう。

 

しかしその科学忍法火の鳥の影響からか最後にガッチャマンの姿はありませんでしたね。もともと科学忍法って一人でもできるけど体へのダメージ?負荷がヤバいからみんなで分担してって感じの技で、しかも火の鳥はその中でもかなり危険な技って聞いたような、戦闘機も必要なはずですし。

いずれにせよ彼の安否が気になるますね。 

 

父と娘

ついにしがらみというか、呪いというかから解放された二人。でも父は消えてしまいましたね…。

健、武士、城二、鉄也。そしてカーン。戦士たちと会って笑は自立しました。

そしてケースの力で父を救おうとしましたね。

 

病室での名前を決めたシーンもなんだか幸せそうで、悲しいな…。

というか、母親の登場も初めてかな。彼女が全然出てこないのもおそらく亡くなっているからなんでしょうね…。

妻を亡くし、そして娘も死ぬ運命。彼がZになってしまうのもわかる。

 

そして別れのシーン。泣きました。

最後の父親の涙も悲しいですが、最後の約束の話の時もつらい。笑ってくれってのがなんとも…。いや本当に…。

でも父が悪のまま終わるとかじゃなくて分かり合えて別れられたのは本当に救いというか、よかった。

 

次回、ガッチャマンがどうなってしまったのか。そしてボスのZがここで去ったという事はもしかして黒幕が他にいるのでは?といろいろ気になりますね。

次回も楽しみ!