「魔法使いの嫁」第9話感想 おじいさんと才能を与える吸血鬼リャナンシーの不思議な関係。ロマンチックでいいなぁ…。
教会の案件はすべて片付き、
おだやかな日々が戻ってくるはずだった。だが最後の一件以来、エリアスの様子がおかしい。
チセが初めてエリアスの部屋で一夜を過ごした翌朝、
彼はこつ然と姿を消した。チセの身を案じるアンジェリカの言葉も、
人より純粋なルツの言葉も、
戸惑うチセの心を上滑りしていく。
None so deaf as those who will not hear.
今回は日常回のような感じ。
エリアスとチセの恋愛のような感情、そしてリャナンシーとあのおじいさんの不思議な感情。愛とか恋?といってもいろいろな種類があるんだろうなって思いました。
依存という関係
チセがエリアスに依存しているのではないかという彼女の話を聞いて、チセは壁を殴って、そこからさらに動揺していましたね。
わかってるからイライラしているのか、わからないのに勝手なこと言わないでって感じでイライラしたのか…。
ただ、確かにエリアスに依存している節はありますよね。最近はちょっと強くなってきたような気はしますが。前回の魔術師を捕まえたり守ったり。
この依存って関係はだんだん変わっていきそうですよね。チセは一話に比べてだいぶ変わっていますし。
リャナンシーとおじいさん
とんでもないとこに乗ったりするリャナンシーさん、すごい格好ですよね。
リャナンシーは気に入った男性に愛を求め、受け入れてくれた男性に詩や歌の才能を与える妖精で、その才能の見返りに血や精気を少しずつ奪っていくと。だから才能あふれる人たちは短命なんだって伝承ですね。
チセは本読むのが苦手といっていたけれど、そういえば海外ですもんね。滅茶苦茶話せていますが、読むのは難しいのか…なんとなくわかる。
本を書いているみたいですが、リャナンシーが血を吸って才能を与えているわけではないみたいで。
作品は自身の体験を創作にしたもので、バラ園で美しい女性と目があったと。リャナンシーも同じことを思っていたので、本当に目が合ったのかもしれませんね。
リャナンシーって彼女の気に入った男性以外には姿は見えないらしいので、あの時点で気に入っていたのかもしれません。
ただ、リャナンシーにとって愛を求め、愛し合うのは相手の男性の寿命を縮めることだから、感情を押しとどめているとかなのかな。
寄り添って寝ている姿とかは本当にほほえましかったですね。
最後別れる時、またお互いの目が合いましたね。チセのスレイベガの力かもしれませんし、そうではないかもしれませんが、ああいうの好き。
エリアスとチセ
エリアスはあれ以降姿をうまく抑えることができないみたいで、ずっと引きこもっていましたね。
チセをあれは食べようとしていたのかな。というか、チセも肝が据わりすぎでは…。
そして湖に使っていたエリアス。ぱっと見襲われて倒れているのと変わりない感じでしたね(笑)
あの時の話をみているとエリアスもかなり女性慣れしていないというか、感覚がちょっと違う感じでしたね。
チセもだんだんエリアスに惹かれているのかな。興味がないわけじゃないですよって話していましたし。
デフォルメの時はすごい顔でエリアスを見ていましたね(笑)
次回はまたドラゴンの国へ行く感じですかね。ちっちゃいエリアスみたいなのも見えた気がしますが、彼の過去話とかも見れるのかな。
次回も楽しみ!