「魔法使いの嫁」第12話感想 チセの杖は完成し、ネヴィンと再会。そして火の鳥になって一気にエリアスのもとへ。
完成した杖に触れた瞬間、チセは幻視する。
無数の閃光の先に広がる、
霧に包まれた巨木の群れを。
縁(えにし)の糸が結ばれ、
彼女はかつて見送った竜と再会する。自ら命を絶った母、自分を置いていった父。
その本当の思いは、今となっては知る術はない。しかし今のチセには、伝えたい思いと言葉、
そして伝えるべき相手がいる。
切なる思いは彼女をはるか遠く、
帰るべき場所へと運んでいく。
Better to ask the way than go astray.
今回で半分。次回からの話とかも最後にありましたね。
エリアスの独白
エリアスの考えみたいなのが出てくるのなんだか珍しく感じますね。
彼は自分の見せかけの弟子としてチセを買ったんですね。そこに何の感情もなかったと。それでいきなり求婚とかしたのか…。
けれどそんな彼の中に生まれた理解できない感情。さみしいとか、恋愛感情だったりするのかな。
遂に完成したチセの杖
完成したチセの杖。彼女の杖にはかわいらしい小鳥が止まっていましたね。
彼女の杖の最後の工程として、彼女の髪を外装にまとわせて色に。そして宝石を小鳥の目にしていましたね。
あの工程にも魔法を使うので、歌を歌っていましたね。相変わらず幻想的な歌ですねぇ。
これで完成した杖。それを受け取った瞬間、チセの意識は別の世界に行きましたね。
ネヴィンとの再会
チセが飛ばされた世界は死と生のはざまみたいなところみたいで。そこにネヴィンがいましたね。杖を作ったから縁ができて会う事が出来たみたいですね。
彼のもとで自分の悩みを言うチセ。彼女は最初はただ飼ってもらうだけでよかったけれど、だんだんエリアスの事が気になったり彼に不満が出てきたりとしたそうで。
エリアスと同じく彼女も彼に対しての考え方が変わってきているんですね。だから悶々としている感じかな。
それと彼女の過去がそうさせるのもありますよね…。自分の母に殺されかけて、自分から身を投げてしまった。捨てられるのが嫌ってのが一番のなのかな。
そしてそこでのネヴィンの話が面白かったですね。確かになんで手を離して殺さなかったんでしょうか。やっぱり自分の娘だから愛とかあって…。じゃあ生まなきゃよかったなんて言わないような。うーん。
チセに救われた人の話もよかった。あの湖の二人と猫達、ネヴィン自身。そしてルツとイザベル。彼女が救った人や動物、それ以外のものがいますもんね。
自分を低く見ていると~ってのも結構攻めた台詞ですが、ネヴィンの意思が伝わってきますね。誇ってほしい、そうですよね。
君は自由だ。からの台詞めちゃくちゃいいセリフでしたね。誰かのためでなく自身がどうしたいか考えて欲しい。
その後いろいろ後押しをしてくれて、しばしのお別れ。またチセが道に迷ったり、何か悩んでいるときに手助けに現れたりしてくれるのかな。
火の鳥になって帰るチセ
すぐに杖を使って火の鳥になり、エリアスのもとまで帰るチセ。
あまりにもはやい展開にリンデルは驚いて腰を抜かしていましたね。エリアスも言っていたけど大胆だったり無茶を時々しますよね。
映像も美しかったけど、OPのバックが無音になって歌声だけになるところすごくかっこいいですよね…。JUNNAちゃん。まだ17歳なのにそうとは思えない歌唱力ですよね。すごい。
そしてOPのシーンへ。あれはこの話の内容だったんですね。でもやっぱり魔力の使い過ぎで眠ることに。
過去の記憶
まだ壊れていない頃の家族の夢。家族全員見える人だったのかな。
しかしあんなしあわせそうな家庭があったとは…いままでの回想じゃ思いもしなかったですね。どうしてあんな風になってしまったのか…。
そこからは羊みたいなのが大量発生していたりしていつも通りでしたが…
Cパートはかなり不吉な映像でしたね…。今後の展開、2クール目までの予告だと思いますが、かなりつらい展開なのかな…。
次回からもたのしみ!