「魔法使いの嫁」第1話感想 家族の愛を知らないチセと、彼女を弟子にして奥さんにしようとするエリアスという魔法使いの話。
この世界で生きることを投げ出そうとした15歳の少女、羽鳥チセ。
彼女はオークショニアの誘いに応じ、自分自身を商品とし、 闇の競売会へ出品する。ヒト為らざる魔法使い、エリアス・エインズワースに500万ポンドの値で買われ、将来の「花嫁」として迎えられたとき、チセに見えていた世界の姿が変わり始める──。
#1 April showers bring May flowers.
魔法使いの嫁の第一話見ました。滅茶苦茶面白かったです!貯まっている分を次々見たいですね…!!
チセ
本作の主人公のチセは何か見えちゃいけないものも見えてしまう人。そしてそれが原因で親戚の間をたらい回しにされてしまったと。この話だけ聞くと夏目友人帳の夏目を思い出しますね。
それで自殺をしてしまおうとしたところ、あのブローカーみたいな人に話しかけられてオークションに出されたと。
彼女自体かなり珍しい体質の持ち主で、高値で売れるみたいだからあのブローカーにとっては得ですよね。仕入れ値はタダですし。
彼女の体質の「スレイ・ベガ」というのは妖精とかそういう者達を引き寄せてしまうみたいな能力みたいですね。それで彼女はさんざん嫌な思いをしてきたみたいですが、魔法使いとしての素質としてはこれ以上ない体質みたいでしたね。
エリアス
骸骨姿の魔法使いの彼。彼は…一体どんな人なんだろう。絶滅危惧種の魔法使いであることはわかるんですけど、それ以外はまだ物腰の柔らかい紳士みたいな性格の人としかわかりませんね。
それとデフォルメされた彼が主人公よりもかわいかったです(笑)
彼のおうちもすごいおしゃれな感じのおうちで、それに家政婦さん?みたいな人もいましたね。
しかし一応チセを買ったとはいえ、妻にするってのはすごいな…。お風呂の時も容赦なく脱がしていたしはじめからそういうつもりだから抵抗なかったのかな。……いや、なんか天然っぽいかんじもしますけどね(笑)
エアリアル
まぁ、妖精はみんなイタズラ好きって言われていてそのイタズラがヤバいってのは色んな国の伝承でもありがちですが、彼女たちもそういうタイプの妖精でしたね。
あの光の先に行っていたらどうなってたんでしょうね。
そんな妖精を呼び寄せたのもスレイ・ベガである彼女の力って事かな。
家族
チセの家族の話も後々出てくるのかな。ただ、いままでいていいとも家族とも言われたことの無くて、彼女が初めてそういう事を言ってくれたエリアスに道具でも捨てられてもいいから帰りたいと話していたのはなんだか悲しいですよね。
いままでいろんなところをたらい回しにされて一度もそういうこと言ってもらえなかったんですね…。また別作品の話になっちゃいますけど、夏目はあの家族に会えてなかったら…みたいなね。
そして最後の奥さんにする発言。奥さんになればもう家族ですね(笑)
弟子、そして嫁。次の話が気になる…!
次回も楽しみ!