「仮面ライダービルド」33話感想 幻徳は昔の心優しい幻徳に戻っていた。ようやく親子でいろいろできると思ったら…。
石動(前川泰之)から戦兎(犬飼貴丈)に、氷室首相(山田明郷)の身柄と引き換えにエボルドライバーを用意しろ、という電話が入る。エボルドライバーはビルドドライバーの原型で戦兎=葛城巧(木山廉彬)の父・葛城忍が携わった貴重な物だという。石動によると、戦兎が記憶を失う前にエボルドライバーをどこかに隠したというのだが…。
脚本:武藤将吾
監督:諸田 敏
アクション監督:宮崎 剛(ジャパンアクションエンタープライズ)
特撮監督:佛田 洋(特撮研究所)
第33話「最終兵器エボル」
遂に新ライダー仮面ライダーエボルが登場した今回。これからはこのエボルとの戦いになる感じですかね。
そして幻徳と首相。幻徳は今回から味方になったのかな。
仮面ライダーエボル
今回登場し圧倒的な力を見せつけたエボル。
その変身のためのエボルドライバーと首相を引き換えにして手に入れようとしていたスターク。結局計画こそ失敗したものの、父親を心配した美空とその美空からベルトを奪った内海のおかげで変身することが出来ましたね。
ベルトの音声はあれ本人ですよね。自分がしゃべるのか…。そして宇宙を滅ぼすほどの力だからか頭には星座のマークみたいなのを付けていましたね。子供の頃あんなの使って天体観測したなぁ…。
瞬間移動もできますしローグを簡単に圧倒する力を持っていましたね。さすが宇宙を滅ぼすほどの力。
気になることは前から変わらず、その力がなぜできたのか、どうしてスタークは地球を滅ぼそうとするのか。ですね。
何か理由があるのかな。こういう破壊の力を作るときも何か理由があるものだと思いますし…。
ただ逆に本当に何も考えず破壊のためだけの兵器ってのも全然ありそう。宇宙人ですもんね。地球の考え方じゃ分からないこともあるかもしれません。
幻徳が優しくなったワケ
すっかり忘れてましたが、確かに仮面ライダーになったらパンドラボックスの影響を云々の話ありましたよね。
それで野心家であった心は消え去り、そこに残ったのは以前のように優しい 幻徳だと。
そもそも彼が野心家になっていたとはいえ彼の願いはあの時も今も変わらずって感じなのかな。やり方は違うけれど、みんなが笑える世界を作るために悪になっても構わないから世界を大きな意味で一つにしたかったと。
ファウストも悪の組織ではあったかもしれないけれど、世界を1つにするための組織だったと。
だとしたらファウストの創立理念も皆の笑顔のためだったかもしれませんね。葛城巧もそういう理念のもとライダーシステムを作った感じかも。
あと仮面ライダーになるまでの幻徳の見た地獄。あれについて脚本家の方がツイートしてくださっていましたね。
幻徳が見た「地獄」とは、二週間たらずで仮面ライダーになった身体的な辛さではなく、人体実験により好戦的な気質が抜け落ちて、自分が犯した過ちに気づかされた精神的なダメージの方だったということか……。#仮面ライダービルド
— 武藤将吾 (@muto_shogo) 2018年4月29日
なるほどなぁ…今までたった二週間でライダーになれて短い苦痛だったなぁ…とか最初見た時思っていましたがそういうたぐいの苦痛ではなかったんですね…。滅茶苦茶つらい…。
今回で戦兎に救いを求め自分の体内の消滅チップを書き換えてもらいようやく難波と対峙できるようになった幻徳。これで戦兎達と共に戦えるようになった幻徳ですが…今回は悲しいお別れでしたね。
首相の死
エボルトの攻撃を代わりに受けて死んでしまった首相…。
ようやくちゃんと話をすることもできなかった親子が話したり、これからいろいろ欠けてしまった時間やら関係やらを埋めていくかと思っていたのに…本当に悲しい。
これからのことを息子に託して息を引き取った首相。幻徳のあの悲痛な叫びと返事を求める声はつらかったですね…。
内海さん
幻徳の株が信じられないほどの急成長を見せ続ける代わりに大暴落していく内海さんの株。
今回も難波重工のために美空からエボルドライバーを奪いスタークに渡していましたね。
幻徳も心優しくなったのもあってか彼を難波の洗脳から解いてやろうという感じの話をしますが、それで動揺はしたものの結局彼は難波のまま。彼もいつか洗脳を解いて戻ってきたりするのかな。個人的には誰かをかばって…って感じとかがありそうって思ってしまう…。
次回は万丈の最後の変身ってなっていましたが…。そしてクローズの顔にエボルトの身体?のようなものも。
スタークが執拗に万丈のハザードレベルを上げていた理由とかもわかるのかな。
次回も楽しみ!!
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