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「ガンダムビルドファイターズ GMの逆襲」感想 トライへ繋ぐ物語。交わす拳!果たされる二人の約束!

 

 国際ガンプラバトル公式審判員であるイオリ・タケシは、ある組織を追ってイギリスに向かうが、捜査も虚しく逮捕には至らなかった。

 

一方ヤジマスタジアムの竣工披露式典を翌日に控え、そのイベントの為、ニルス・ニールセンはイオリ・セイ、メイジン・カワグチ、ヤサカ・マオ、リカルド・フェリーニたちを招待する。

 

ニルスが設計したスタジアムの最新鋭大型バトルシステムに感動しつつ、久しぶりの再会を喜ぶセイはエキシビション・バトルように改修したビルドストライクコスモスを披露しようとするが、ないことに気づく……。

 

その時、突然、スタジアムのセキュリティーシステムが乗っ取られ、セイたちは閉じ込められてしまう。そんな彼らの前にタケシが追っていた組織のメンバーが現れて、ガンプラバトルを挑んでくるのだった。(ガンダムビルドファイターズ GMの逆襲 ストーリーより。http://gundam-bf.net/gm/story/

 

まず、このエピソードはYouTubeで配信されています。見ていない方は是非見てください!

YouTubeバンダイチャンネルより https://www.youtube.com/user/BandaiChannel

 

GMの逆襲 感想

待ちに待ったビルドファイターズの続編でした。今回の話はビルドファイターズ終了から、トライに繋がるまでのお話といった感じでした。

 

まずはセイくんのお父さんたちが、ガンプラで悪さをする人たちを追っていました。パーフェクトガンダムガンプラを先に潜入させて鍵を開ける等をしていましたが、小さなロボットあるあるですよね。覚えていないけど、ほかにもそういう事していたものありそう…ケータイ捜査官7とか…違ったかな。

 

ラルさんたちも他の国で同時に検挙しようとしていましたが、全てもぬけの殻だった様子。どこかへ逃げられてしまいましたが、どうやら日本へ来ていた様子。

 

 

場面は変わって日本へ。ニルスたちの作った新型の大型バトルシステムのあるヤジマスタジアムに来た一行ですが、セイ君のビルドストライクコスモスが無くなっていることに気づきます。委員長の記憶が確かだと、すられていたみたいですね。プラモデルすられたら気づきそう…というかまずそんなことないんですが、セイ君はすごい集中力で展示されているプラモデルに夢中だったため気づかなかったみたいですね。

 

そのことを話していた時、ヤジマスタジアムのシャッターが突然おり、そして現れたのは「ガンダムマフィア」。服装にもそのイニシャルであるGMの文字が。

……え、GMってジムじゃなくてGunpla Mafiaの頭文字だったのか…。それにしても逆襲って。なんかGMに対してセイ君たちしていましたっけ?…あ!レースの時ですね。あの触手の生えたジオングみたいなガンプラでセイとレイジを妨害したあれ、たぶんそういった類の人たちでしたよね?れからの逆襲…にしても弱い。まあ、ボスの正体がばれるまではそう思ってました(笑)

 

 ヤジマシステムを乗っ取ったガンプラマフィアの目的は、今ここにいる名だたるファイターたちを倒し、裏社会だけでなく、表社会にもその力を伸ばそうというものでした。セイ君たちを煽るガンプラマフィア。メイジンはここでガンプラマフィアを叩くことが出来れば、相手を縮小させると考え、ニルスは健全なガンプラバトルを推進するヤジマの一員としては見過ごせないという理由で、フェリーニは売られた喧嘩は買うのがファイターだという理由で戦う事を選択。そしてマオくんは…(笑)すごいかっこいい顔で、ミサキちゃんにかっこいいとこ見せたいですもんと参加を決意。ちなちゃんからもそんな理由で!?と言われていましたね(笑)

セイ君も戦う事を決意。しかしビルドストライクコスモスはすられてしまったので、ガンプラがないのでは?と思っていましたが、完成はしていないけどもう一つ持ってきていました。その名は「スターバーニングガンダム。バーニング…ッ!ビルドファイターズトライの主人公、カミキ・セカイの使っているガンプラ「ビルドバーニングガンダム」を思い出しますね!

 

そして大型システムを使ったガンプラバトルの開始。マップにある塔のようなものの門をくぐると、先ほどまで密林って感じだったフィールドは宇宙になりました。大規模な一つのマップかと思ったら、様々なマップを集結させていましたね。これはそもそもマフィア側が用意したシステムなので、本来はそうじゃないのかもしれませんね。

 

最初のステージは月面のような場所。敵はいないように見えましたが、ニルスは気配を感じ取っていたようで、光学迷彩で隠れていたGMを発見。やった!ジムだ!!ここは自分にまかせてほしいと、ほかの人たちを先に進まさせていました。

ニルスの相手はジムマニアのようで、いろいろなジムが相手にいましたね。自分もあんまり詳しくないんですけど、ジム、ジムストライカーやアクアジム。ジムキャノン。ジムって名称以外のもBD1号機やジェガンとかもいましたね。顔がジムだったり、ジム系列ならいいのかな?それならアルヴァロンという金のジムも…、いや金色は後で出てきましたね。それだけの多くのジムを一度に操縦できる才能もすごいと思いますが、彼の決め台詞のジムまみれにしてやるぜ!ってのが面白くて(笑)。彼、たぶんただジムが好きな子だったと思うんですけど。どうして道を外れてしまったのか…。

それ以降もガードカスタムなどいろいろなジムでニルスと戦い、最後、勝てると思ったところでクマによる容赦ない東部破壊攻撃。そういえばチナちゃんも才能はありましたよね…。

 

次はフェリーニが相手の金のバウンドドックとの対決。相手は以前アイラのジェガンに倒されていたデビルガンダムのファイターみたいですね。自分は覚えていませんでした…。このバウンドドックにはダイアモンドコーティングしてあるらしく、ほとんどのダメージをカットできるみたいです。しかし変形中の下側は隙だらけになっていたためやられてしまいました。バウンドドックの変形はもともとああいった形の変形ですもんね。カバーとかしていればよかったのでは?そこらへんも含め創意工夫で強くなれていなかったんですね。フェリーニのあの台詞本当に好き。そういえばフェニーチェは負けて、改修して改修して…って強くしていった機体でしたよね。彼はそうやってどうしたら勝てるか、どうしたら強くなれるかって創意工夫をしてきたのかな。

 

そんなバウンドドック勝利したフェリーニですが、そこに近づいてくる影にやられてしまいましたね。ガンプラの動きすら制限されてしまっていたので、一方的だったのかな。そこへチナちゃんとニルスが駆けつけました。そしてフェリーニは自分をやった相手はビルドストライクコスモスだったと生に伝えてくれと言っていました。

 

メイジンの戦いはまず相手のガンプラが目を引きましたね。公式サイトによるとGM/GMに水陸両用のパーツを装着させたものらしいですね。つまりはズゴックを着たジムみたいなもんですね。最初は正々堂々戦う体だったので、メイジンの戦闘が見れるかと思ったら、隣の水は水ではなくシンナーだと見抜いており、そのまま着水することもなくジムズゴックはやられてしまいました。もう少し活躍が見たかったな…。

 

次はマオ君。一番相性の悪い相手を引きましたね。相手のファイターの名前はネネネ。ガンダムに出てきたネネカ隊のオマージュですね。ガンプラ武者頑駄無真悪三。ネネカ隊同様すごい大胆なビキニのような姿をして色仕掛けを仕掛けてきました。ウッソ君は容赦なくMSでたたいたり、ビームサーベルで蒸発させていたりしていましたが、マオ君には効果てきめん。すぐに動けなくなりましたね(笑)彼は参戦前にかっこいいところをミサキちゃんに見せたいって言ってたのにこれはひどい

ビルドファイターズ慣例のSDでの戦闘のサブリミナルもありましたね。騎士スペリオルドラゴンかな?真悪三は騎士ガンダムと関係ありますし。

あと、マオ君の機体がX系列だからエニルも関係あるのかな?自分はX詳しくないのでちょっとわからないけれど、色仕掛け系統の話なら似たようなものもかんじますね。神の色とかも。

今回は色仕掛けに引っかかったマオ君ですが、自分の妄想の中のミサキちゃんに愛想つかされてしまい、覚醒。自分はミサキちゃん一筋ですという宣言と共に、全身からのサテライトキャノン。コロニーの直径と同じくらい太いサイズのビームを照射して、そのビームにミサキ命と書かれていましたね。これ、全世界に放送されてるんですよね…。あれですね、キングゲイナーとかもこんな感じでしたね。Gガンダムの告白も放送されてましたっけ?その映像はちゃんとミサキちゃんにも届いていたようで。恥ずかしそうにしていましたね。

あ、真悪三がビームの中で消えましたが、ネネネの元ネタのネネカもV2のビームサーベルの中で蒸発したし、オマージュなのかな…?

 

 

そしてセイ君の向かった先にはビルドストライクコスモスが待ち構えていましたね。敵に回したときの恐ろしさが半端無かったですね。しかもオート操作にしているようで、かなり手ごわい相手になっていました。しかし、それでもセイ君は自分の作り込みの甘さが目立つようですね。普通、われながらすごいの作ってしまったみたいなこというのかな?って思いがちですが、さらに上を目指すセイ君の考え方の見えるセリフでした。

 

ビルドストライクコスモスは羽交い絞めにして行動停止にしましたが、その瞬間、地面の中から相手のマフィアのボスのガンプラ「サイコジム」が現れました。最初イデオンかと思いましたよ(笑)

 

サイコジムはなかなかに強力で、シールドを溶かすほどの火力(マオ君ほどではないですが…)と口からはビットも射出。サイコガンダムの能力を持った大型ジムなんですね。そしてそのビットを打ち落とすセイ君。すごいうまくなってますよね。しかし行動が制限されたからか、捕まってしまいました。

もうここで終わりかと思った時、駆けつけてくれたのはメイジンでした。アメイジングズゴックのブーメランを飛ばしてセイ君を助けていましたね。ゾゴックのブーメランかな?そしてビームを打ちながらマオ君も到着。排熱がセクシーでしたね。かっこいい。

しかし、マフィアのボスが何かを操作すると、彼らの動きも鈍くなってしまいました。そこへ駆けつけた残りの三人、彼らによるとフィールドのプラフスキー粒子を操作して動けないようにしていたみたいですね。せこい。

しかし彼らにとっては勝利したという事実が必要らしく、どんな手を使ってでも勝とうとしようとしていました。

 

動きが鈍くなってしまったガンプラ、それでも戦おうとするセイ君。そんなセイ君のもとに彼が現れます。そう、レイジです!やっぱりこの二人のコンビがいいですね。彼はアリスタを持っているので、その場でプラフスキー粒子を作り出すことが出来ます。なので、あの粒子操作も効きません。そして二人の使っているスターバーニングガンダムはもともとレイジのために作られたガンプラらしく、彼に合った機構が備わっていました。最後はやっぱり拳。大型モビルスーツに向かってハイパースターバーニングナックル!サイコジムを倒すことが出来ました。

 

戦いが終わって、うなだれているガンプラマフィアの面々。彼らはボスがいないことに気づきます。ボスは急いでその場から走って逃げようとしていました。初めて見えたその顔は髪の色こそ違えど、見覚えのある顔。そう、声で気づいていた方もいらっしゃるかとは思いますが、この男はマシタ会長の弟だったのです。つまり、この物語は彼の復讐劇だったのです。表のガンプラ社会をマシタ会長が。裏社会は彼が仕切るという計画があったのですがそれを壊した彼らに復習しに来たわけですね。それに今回の事も放映料でお金稼ぎできているみたいで、大金を稼いだみたいです。いつでも再起できるように準備はできていましたが、外にはイオリ・タケシが。あっけなく捕まってしまいました。

 

マフィア関連の件が終わったあと。ついにこの時がやってきたと言いますか。二人の約束が果たされる時が来ましたね。

 

レイジとセイの戦い。ステージは初戦の場所。セイのビルドストライクコスモス。レイジのスターバーニングガンダムの戦いが始まりました。最高のライバル同士の戦いって感じがしていいですよね。

あとレイジの使った目くらましはセイが使ったことのある技で、セイの使った腰につけたままビームサーベルを伸ばすのはレイジが使ったことのある技でしたよね。お互いを見てきたからできることですかね。いいな。

そして二人のRGシステム。セイの青とレイジの赤がぶつかるのもいい!

最後はお互いナックル。その時レイジはまた消えかかっていましたね。お互いの拳と熱い叫びがぶつかったところでフェードアウト。どっちが勝ったとかもなくていいですね。曖昧なのに、すっきりした気持ちです。

 

そのまま卒業式へ。委員長を待たせていたセイ君ですが、ガンプラ部の部室で何かしていました。思い出、残してきたといっていました。そして映るトロフィー。あの中にはドムを被ったビルドバーニングガンダムがありますからね。ここからトライに繋がるってことですね。

この様子を見るに、ビルドバーニングはレイジのために作ったガンプラではなくて、これから来る未来の部員のためにセイが仕込んでいたのかな。結果的に情熱は継承されたわけですしね。

 

 

あー、やっぱりビルドファイターズは面白い!これ一話限りなんですかね?個人的にはまたワンクールくらいやってほしいです…。

あと今回登場したガンプラのプラモデルでるみたいなんですが、サイコジム出るみたいですね…。プレミアムバンダイ限定みたいですけど、普通にかっこよかったですし欲しい人結構いそうですよね。私は置く場所がないので買えませんが…。

見ていたらガンプラ作りたくなってきました(笑) また時間を見つけて久しぶりに作りたいな…。