「ナイツ&マジック」10話感想 敵側の変態開発者「オラシオ・コジャーソ」登場。キッドと姫様に恋愛フラグが。
ジャロウデク王国の占領下にあるクシェペルカ王国に潜入したエルたちは、クシェペルカ王族の奪還作戦を開始した。
王族が捕らわれているのは、ラスペード城にある4つの尖塔。エル、キッド、アディ、エムリスは分散して捜索に向かい、無事、エレオノーラ王女たちの救出に成功。
だが脱出したエルたちに、ジャロウデクのレビテートシップが迫りつつあった。初めて見る「空飛ぶ船」に、エルは恐れるどころか、興奮を抑えきれず……。(ナイツ&マジックTVアニメ公式サイト ストーリーよりhttp://knights-magic.com/story/?id=10)
第10章「War & Princess」
今回は
- エレオノーラ救出
- オラシオ・コジャーソの登場
- エドガー先輩のリベンジ戦
といった内容でしたね。
あとOPが少し変わりましたね。ちょっとずつ工夫しているのかな。今回は途中で本編のシーンをいくつか追加していましたね。これはこれでいいですね。ただやっぱり個人的にはもっとうるさくしてほしい。
では感想
ちょっと面倒くさい姫様と騎士様
前回計画していた姫様救出計画を実行に移した銀凰騎士団の面々。シルエットギアを使ってうまい具合に潜入。ノーラが入手してきた内容でそれぞれ(アディははずれを引きましたが)囚われていた人たちを救出することに成功しました。
今回の公式サイトの「見終わった方はこちら」の欄にシルエットギアの有用性等を説明していました。興味のある方は公式サイトの方をご覧ください。
この姫様救出の際に一番輝いたのはキッド。騎士として姫様を連れ出そうとしていました。正直突然何言い出すんだと思いましたが、ちゃんと連れ出していましたね。
無事救出したあとも、彼女を励ますために外へ連れだし、町やシルエットナイトの整備場などに行ってました。最後もキッドは口説き文句みたいな言葉を言っていましたし、彼らはこれからそういう恋愛話に発展するのかしら。
恋愛話と言えば若旦那とイサドラもなんかいい感じでしたね。若旦那はクシェペルカにいた時期があったみたいですし、何かあったんですかね。
クシェペルカ残党の戦い
エルくんの助力でレスヴァント・ヴィードを作ったクシェペルカ残党はだんだんとその勢力を取り戻して行きましたね。ウォールローブという追加装甲を手に入れたレスヴァントはもはや案山子にあらず。高い防御性能を使って戦っていましたね。機動性にこそおそらくすぐれないものの、ああいった戦い方ならかなり強そう。動きを犠牲に攻撃と防御を強化した感じですかね。
オラシオ・コジャーソとエルネスティ・エチェバルリア
ジャロウデク王国軍にあるレビテートシップ。その開発者のオラシオが登場しましたね。向こう側のエルくんともいえるあの世界の中の天才科学者でしょう。
彼もどことなくおかしな人間で、人物像とかを眺めたり手で顎を触ったりしていました。
彼はエルくんの斑鳩を見て不愉快極まりないと感じていましたね。彼には彼なりの理想があるようです。エルくんは元の世界の記憶を使ってシルエットナイトを作っていましたが、彼は単純にこちらの知識だけで作っていますね。それでレビテートシップを作ってしまうなんてすごい。
今後はこの二人の天才…変態?の競い合いがあるのかな。
銅牙騎士団との戦い
奪還された姫様を再び攫うためにケルヒルト達はエルくんたちに襲い掛かりました。
この作戦の見返りの話でケルヒルトについてなにやら話が出ていましたが、今回でそのケルヒルトは退場…?してしまいましたね。彼女の戦う理由とかがわかるかなと思ったんですが。今後もなんやかんや生きていたとかで復活したりするのかな。
前回の新型ストランドタイプ強奪のときの反省から、シルエットナイトには専用のキーがあるため強奪されることはなく、銅牙騎士団は夜襲を警戒していたエルくんたちにほとんどやられていました。
戦闘シーンもよかったですね、アルディラットカンバーの盾の扱い方もカッコよかったですが、相手のシルエットナイトの動き方など結構見ごたえのある一戦だったかと思います。
最後はエドガーの勝利。ケルヒルトは潰れたコックピットの中で目を閉じてしまいました。さっきも書いたけどこんなにあっさり消えてしまうようなキャラじゃないと思うけれど。
今回から姫様とキッドの話や、オラシオの登場などいろいろ新しいことが増えてきましたね。次回からどうなるのか楽しみ。