「魔法使いの嫁」第14話感想 ジョエルさんとリャナン・シー。彼らの愛の、やっと出会えた別れのお話に涙が止まらない。
愛した相手に才を与える代わりに、命を奪う吸血鬼、リャナン・シー。
彼女にとって愛すことと、大切な存在を失わぬため愛さぬことは、
どれほどの違いがあるのだろう。彼女の想い人、ジョエルの命は尽きかけていた。
その胸の内には、薔薇の園で見た一瞬の幻として
リャナン・シーの姿が焼き付いている。終わりが訪れる前に、惹かれ合う二人をひと目だけでも会わせたい。
そう強く願うチセは、彼らの為に出来る事をやろうと決意する。
Looks breed love.
もう見ているときに涙が止まりませんでした。アニメで目を赤くするくらい泣いたのは久々ですね。
タイトルはおそらく「一目惚れ」ですかね。リャナンシーとジョエルのお互いの話ですよね。
狐の姿になったチセ
前回きれいな狐になってしまったチセ。かなり自由奔放に好きなところへ行こうとしていましたね。彼女の欲なんですかね。
エリアスが犬の姿で話しかけていたのは狐としゃべれるようにかな。しかしあんな姿にもなれるんですね。エリアスすごい。
エリアスも寒いのは嫌いとか困るとかだいぶチセに対する感情をあらわにしている感じがしますね。いいなぁ…。
リャナンシーがチセに助けを。
ジョエルさんが目を覚まさなくなってしまって、それを助けてほしくてチセに助けを求めたリャナンシー。人間とそれ以外の寿命が違うからいつかこういう時が来ますね。
鍵とか開けたりとチセも魔術師として成長していますね…。すごい。
エリアスもこっそりついてきていたみたいですが、空気が読めないかんじですね…。彼のそういうところがかなり浮き出る一話でした。
どんどんリャナンシーを責めていましたね。エリアスの顔が滅茶苦茶怖く感じました。こういう気持ちはまったくわからないんですね。
チセもちょっと怒った口調でエリアスを止めていましたし。
リャナンシーはつらいですよね…。顔からもつらさがにじみ出ていましたが、それよりも彼女の愛してはいない…って話が本当につらい…。
死を受け入れるジョエル
初手あなたは死神ですか?と聞くジョエルさんはもう死期を悟っていたんですね…。そしてエリアスも普通に長くないことをずばずば伝えていましたね。
ジョエルさんも奥さんに早く先立たれて、残った薔薇の庭園でリャナンシーにあっていい人生だったってのが救いというか、この時点で涙が出てくる…。
素敵な人生だったし、逃れようもないから死は怖いけど受け入れると。ああいうふうにいえるように生きたいものだなぁ…。
心残りはリャナンシーにもう一度会えたらと。
二人を会わせるために頑張るチセ
リャナンシーをジョエルさんが見えるようにするために妖精の塗り薬を作るチセ。エリアスも止めるのかと思っていたら、許していましたね。チセには寛容でしたね。
ただ見られることを嫌う妖精たちには作れないから、チセの力だけで頑張る感じ。しかし五日間も寝ずに頑張らないといけないのって大変ですね…。
頑張って最後の最後ギリギリで完成させましたね。時間的にもあれが完成していなかったらもうジョエルさんは他界してしまうでしょうし。
リャナンシーとジョエルさん
妖精の塗り薬でリャナンシーが見えるようになったジョエルさん。その前から気配とかも感じとっていましたね。死期が近づくと―ってやつかな。
ジョエルさんは最初から彼女がリャナンシーであることに気づいていましたね。
その後の話は本当に涙が止まりませんでした。妻を失い惰性で生きていたジョエルさんの人生は妖精と一目合ってから惰性の人生ではなくなった。才能とかは貰わなかったけど人生の生きがいを貰ったと。だからリャナンシーの愛も受け入れられると。
最後は命をもらってくれと言い残し消えてしましました。はぁ…。
つらいけれどこれで二人は報われたことになるのかな…。少なくともバッドエンドではないですよね。
そして最後、妖精の塗り薬を作ったため、オベロンがそれを回収しに来たのかな?しかしチセは吐血。そして続くと。
本当に毎度毎度続きが気になる…!!
次回もたのしみ!