「少女終末旅行」第5話感想 住居の中には家具はほとんど残ってない…?石を積み上げるのは賽の河原?そしてきれいな雨のオーケストラ。
いくつもの建物が連なった巨大な団地にやってきたチトとユーリ。電気や水道といった設備はまだ動いているが、人は誰もいない。かつてはたくさんの人々が住んでいた家だった場所を探索しながら、家について考える二人。探索を続けるうちにまだドアがついている部屋を見つけた二人が中をのぞいてみると、そこには二つのソファが残されていた。ソファに座ったチトとユーリは背にもたれかかり、一息つきながらお互いの理想の部屋について語り始める。
「住居」「昼寝」「雨音」
住居の中の描写や、石など気になるところが所々にある一話でしたね。
それにしても棒にビルがついてるみたいなあの建物は何の目的で建てたんだろう?
津波とかの対策ですかね、それとももう地面の面積が無かったから、棒で強引に上に増やしたみたいな…?うーん…。
「住居」
居住区には誰もいないけれど、実際は多くの人が住んでいたんでしょうね。2人…途中であった人を含めても3人しか生存を確認できない世界では1000人ってすごい多いんでしょうね…。私たちは少ないと思ってしまうけれど。
実際あれだけの居住区だったらもっといてもおかしくないんじゃないかな?
そんな居住区の中を探索している二人が見つけた扉のある部屋で、二人は欲しい物を思い描いていましたね。前回の謎の像がオブジェみたいに置いてありましたね(笑)
あの部屋にはソファはおいてありましたが、それ以外の家具がありませんでしたね。
何か戦争とかで滅んだーとかだったら家具とかは残りそうですが、残っていないってことは人はあそこからどこかへ移動したって事なのかな?
「昼寝」
この話の二人がやっていた遊び、石を重ねていくあれは、三途の川の河原「賽の河原」で死んでしまった子供たちが積み上げるあれに見えてしまった…。
前回が宗教的な話だったから余計にですかね。
死んでしまった子供たちは賽の河原に行き、父と母の供養のために石を積み重ねて塔を作らなければならない。その塔は鬼に壊されてしまいます。
それでも親を思い続け、石の塔を積み上げ続けていた子供たちが菩薩様に救われるそうです。
まさか二人が死んでいるってことはない…とは言い切れませんが、そういう意味ではないのかな?壊していたのはユーリだから彼女が鬼?…そういえば鬼かっていわれてましたね。
しかし、夢の中の話はなかなか独創的というかなんというか…。
ユーリに負けたのが悔しかったのか、それともそういう話をした後の夢だからそうなったのか。
でも流石にあの魚の話はすごい想像力でしたね(笑)いくら夢でもあんな夢見れませんよ…。
最後に石食わせてたのは腹いせかな(笑)
「雨音」
雨音のオーケストラでしたね。音楽ってのも存在していただけで、もうそれを聞けたりしない世界なんですかね。彼女たちは歌は知っているのかな。それともエンディングはそういう曲なだけ…なんですかね?
エンディングの入り方もよかったですね。不揃いな音がそろってエンディング。
それに、音響が凄いよかったというか、すごいきれいな音でしたよね!
そして最後の静かになったときも素敵。
この世界ってこんなに静かだったんだねって。
次回はどんなことがあるのかな。次回も楽しみ!