私の話に付き合って。

アニメや特撮、映像コンテンツの感想を書きます。よかったら私の話に付き合ってください。

「少女終末旅行」第12話(最終回)感想 カメラが記憶していたいろいろな記録。チンアナゴみたいな神様はエリンギに。

 大穴の中で見つけた猫のような謎の生き物を拾ったチトとユーリ。ヌコという名前らしいその生き物に銃弾を食べさせているユーリを見て、驚くチトだったが、ヌコは銃弾をお気に召したらしく、もっと食べたいとねだる。ユーリが拾ってきた大小様々な銃弾の中でも大きな20mmの銃弾を頬張るヌコを横目に、建物の中に何かを見つけたチトは、ケッテンクラートの進路を変えて、建物の中へと入っていく。

STORY|TVアニメ「少女終末旅行」公式サイトより)

 

「文化」「破壊」「過去」

今回で最終回の「少女終末旅行」。今回の話でいろいろとわかることとか、わからないこととかいろいろありましたね。

 

チョコレート

チョコレートそのものを食べていても情報がない二人にはチョコレートだとは思わないんですかね。

それと黒いけど大丈夫かって、確かに、考えてみたら何も知らなかったら食べたいと思わないごはんって結構ありますね。

 

味も情報ってのもそうですね。昔の料理の再現とかってあるけれど、味として残されている情報はないですよね。レシピとかはありますけど。

あとはあのつぎ足されている伝統のタレみたいな?そういうのですかね。

 

 

写真

今回一番気になったのはこの写真と最後のエリンギですよね。

 

ぬこがカメラと潜水艦を接続しカメラの中にあった写真を空中に映し出していました。

その中には膨大なデータが入っていましたが、まずはカナザワの写真。

前に登場した地図を作っていた彼の隣には一人の女性が映っていましたね。彼女の持っていたカバンが地図を入れていたカバンに見えました…もしそうだとしたら地図を落とした時の話がだいぶ変わりますね。

彼女との思い出の入っていたカメラを二人に渡したのもそういう事なのかな…。

 

他にはなにやら難しい話をしていた女子高生三人組。同じくらいの年代って言っていたけれど、チトとユーリは女子高生くらいなんですかね…?

あと、彼女の作っていたロボットは前に登場した魚と一緒にいたロボットに似ていました。なにか関係があるのかな。

あとは子供を抱いている家族、かわいそうにいろいろパパのせいにされていましたが、幸せそうな家族でした。

他にもアイドル、日本の国会?やオーケストラコンサート、犬と駆ける少女。

そして戦争の映像でしたね。

 

戦争の映像は最初は突然の大空襲、勝利を収めた動画、そしてあの大きなロボットが町を焼く映像でしたね。やっぱり前も書いたかも知れませんが、巨神兵に見えます。

 

そして電子機器が全てダメになる爆弾。電子パルスでしたっけ?あまり詳しくはないんですが今割と話題の爆弾ですよね…。それも使われたと。

各都市、各階層の連絡も途絶ーってのもなんとなくですけど世界観に繋がる情報ですよね。

 

あとは少女の一生みたいなものも。最後棺に入るまでの映像みたいなものも映っていましたね。

 

あと、蜘蛛が本当に、心の底から嫌いだから演出としてはすごいいいんだけど…びくっとしてしまいました。

 

世界観が結構わかる写真だったのではないかな。

 

 

エリンギ

ぬこのデカい版、あの神様のチンアナゴみたいな像の本物が現れましたね。

ユーを丸呑みしてどこかへ向かった時はどうなることやらと思いましたが、あのチンアナゴは兵器などを処理する存在なんですね。だから弾薬だの燃料だのを食べると。

 

そして核ミサイルを食べた彼…彼女?らはエリンギのような外見になって空に飛んでいきました。ぬこも彼女たちと一緒についていきましたね。

 

なんでエリンギになったのか、とかなんで空を飛んで行ったのかとかいろいろわからないことはありますが、彼女らの存在意義みたいなものはわかりましたね。

生きている人間は二人といっていましたが、たぶんカナザワとかイシイとかにはあっていないから確認していないってだけですよね。

 

それにしても兵器とかを処理してくれるエリンギ。それは確かに神様に見えるかもしれませんね。

 

EDで普通にエリンギってキャラクター名になってて笑いました。

 

 

 チトとユーリ

ユーが攫われたときのチトは本当に寂しそうでした。ユーリがいなくなったらチトは一人で生きて行けそうに無いですよね…。というかもう一人がいてよかったなって感じがします。

 

チトとユーはお互いがいるから生きていける感じがしますし、カナザワは地図を作るという目的のため、イシイは飛行機で飛び立つためっていう目的があるから一人で生きられたのかもしれません。

一人で話す相手もなしにずっと生きて行けるかっていわれたら私は苦痛だな…。

 

あとたびたび出てくる彼女たちの過去。あの話って俺くらい前なんですかね。二人の年齢が高校生ぐらいだったとしたら5、6年くらい前の話なのかな。

 

戦争に巻き込まれて、逃がそうとしてくれたって事ですよね。この話についてもだんだん解き明かされていくんですかね。

 

 

今回でこの少女終末旅行も最終回ですが、めっちゃいろいろ情報が出てきたところで終わられた感じが凄い…。もっと続きが見たいって思いますね…!!

 

作品は終末という世界観に崩壊したサイバーパンクみたいな建造物とか、宗教感に、戦争についての話とか、だんだん見えてくる世界観とか毎週毎週楽しみに見ていました。

 

いや…本当にこの先が気になりますね…。二期、ゆっくりでいいので待ってます!!